馬の骨、4年ぶり全国ツアー大盛況で終了
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◆<馬の骨TOUR2009>~画像~
1曲目の「To Be Continued(short.ver)」から馬の骨ワールド全開。爽やかで心地よいサウンドが会場内を包み込む。そして流れるように2曲目へ。4年ぶりにリリースされたニュー・アルバム『River』から、艶かしく誘い込むような「Fine play」が始まる。演奏が終わると「どうもこんばんは。馬の骨です」と一言、挨拶があり、「カメレオンガール」「枯れない泉」と軽快なナンバーを続け、馬の骨の世界観を表現。アルバム同様、4年ぶりのライヴとは思えないほどの完成度の高さを早くも感じさせる。
「改めましてどうも馬の骨です。ようこそ、ようこそおいで下さいまして…」と改めて挨拶をしたあと、「今日は4年ぶりのツアーの最終日です。盛りだくさんの感じでやっていきますので、ゆっくり楽しんで下さい」という期待感を煽る。そうした期待通りに、ニュー・アルバムからキリンジの名曲まで、幅広い選曲で観客を魅了していく。
バンド・サウンドを前面に出したアレンジと、聴き手の感情を掴む圧倒的な存在感と伸びやかな歌声で、観客はこの空間に酔いしれ、あっという間に本編は終了。
アンコールでは、アコースティックなゆったりとしたナンバー「少しでいいのさ」をしっとりと聴かせ、続く「だれかの詩」でライヴは終了した。
人間臭さやバンドの高い温度感を感じさせる、完成度の高いライヴだった。そしてなにより、馬の骨のいろいろな表情を感じる歌声が印象的だった。
馬の骨BAND
Vo&G. 堀込泰行
G. 松江潤
B. 沖山優司
Dr. 小松シゲル
Key. 渡辺シュンスケ
<馬の骨 TOUR 2009>
11月27日(金) SHIBUYA-AX
1. To Be Continued(short.ver)
2. Fine play
3. カメレオンガール
4. 枯れない泉
5. 遠い季節
6. PING&PONG
7. Red light, Blue light, Yellow light
8. Someday Somewhere Somebody
9. Carol
10. Chewing Gum On The Street
11. 季節の最後に
12. 燃え殻
13. クモと蝶
14. アルカディア
15. ブルーバード
16. YOU AND ME
17. River
18. To Be Continued(reprise)
- ENCORE1 -
19. 少しでいいのさ
20. Snow
21. だれかの詩
◆キリンジ オフィシャル・サイト
◆コロムビア オフィシャル・サイト
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