ピンク・フロイド、超レアな映像が発見

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シド・バレット在籍中のピンク・フロイドが音楽番組でプレイするレアな映像が、40年ぶりに発見された。

これは、シド・バレットがバンドを脱退する前年の1967年にいまはなきBBCのミュージック番組『Top Of The Pops』用に撮影されたものだという。ピンク・フロイドはこのときデビュー・アルバム『The Piper At The Gates Of Dawn(邦題:夜明けの口笛吹き)』からの2ndシングル「See Emily Play」をパフォーマンスした。

British Film Institute(英国映画協会)が2010年1月に開くイベント<Missing Believed Wiped>で一般公開されるという。同イベントは毎年開催されており、過去にテレビ局から“ワイプ(破棄)”された“失われたお宝”映像を探し出し公開している。

British Film Instituteの学芸員は「たとえいい状態でないにしろ、世界中のミュージック・ファンが興味を示す重要な発見だ」「この時代のピンク・フロイドの映像は、極めて貴重」とBBCに話している。

プライベート・コレクションから発見されたという映像は1インチのオープン・リール・テープに収録されている。ダメージを受けていたものの、British Film Instituteのスタッフが出来る限り修復したという。

<Missing Believed Wiped>は2010年1月9日にロンドンのサウスバンクにて開かれる。

Ako Suzuki, London
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