クイーン、『X Factor』に出演

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ロック・ミュージシャンの間では概して評判が悪く、先日、スティングからは「カラオケ」「メロドラマ」とけなされたオーディション番組『X Factor』に、なんとクイーンのブライアン・メイ(G)とロジャー・テイラー(Dr)が出演、パフォーマンスした。

メイとテイラーの2人は、オーディション参加者全員がそろってクイーンの曲をメドレーで歌うバックでプレイ。豪華な「カラオケ」となった。

『X Factor』の最新シリーズは、毎週、大物ゲストを迎えている。これまでにホイットニー・ヒューストン、レオナ・ルイス、ロビー・ウィリアムス、ブラック・アイド・ピーズらが出演。ポップ・アーティストが多いが、11月初めにはボン・ジョヴィも出ている。同番組は40~50%の視聴率を誇り、日本同様、音楽番組が少なくなってしまったUKで新作をプロモーションする格好の場となっている。

クイーンは今週、ベスト・アルバム『Absolute Greatest』をリリース(日本盤発売済み)。

今週はクイーンのほか、シャキーラが出演。来週はスーザン・ボイル、マライヤ・キャリー、その翌週にはリアーナのゲスト出演が予定されている。今週の放送で6組にしぼられたオーディション参加者。リアム・ギャラガーが「ノエルよりムカつく」と評しという18歳の双子John & Edwardも勝ち進んでいる。

Ako Suzuki, London
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