斉藤和義、ザ・ビートルズの「Golden Slumbers」をカヴァー

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シンガーソングライターの斉藤和義が、1月30日全国ロードショーの映画『ゴールデンスランバー』で、初の映画音楽監督を務めることがわかった。主題歌をはじめ、エンディングテーマ、劇中使用曲すべてを手掛ける。

主題歌は、リマスタリングでの再発が話題となってるザ・ビートルズの楽曲「Golden Slumbers」のカヴァーで、演奏、歌唱、プロデュースすべて斉藤自身が行なっている。また、エンディングテーマとなっている「幸福な朝食 退屈な夕食」は、自身が1997年4月にリリースしたシングルのセルフ・リメイクで、『ゴールデンスランバー』の原作者である伊坂幸太郎が、サラリーマンを辞めて作家一本でいくことを決意するきっかけとなった楽曲だという。伊坂幸太郎と斉藤和義のコラボレーションは、2007年6月にリリースされたシングル曲「ベリー ベリー ストロング~アイネクライネ~」、2009年3月に公開された映画『フィッシュストーリー』に続き3度目となる。

映画『ゴールデンスランバー』の使用曲は、2010年1月にCD化される予定。劇中のインスト曲には、楽曲の一部に作詞が施されるとのことだ。

◆斉藤和義コメント
「映画の規模も大きいと聞いてたし、出演者の皆さんも豪華だし、責任重大だって感じましたね。サントラってずっとやってみたいと思ってたことだから、声をかけてもらったときは“いいんですか?!”って思ったけど、是非是非ってことでやらせていただきました。まだラフの段階の映像を観ながら、監督とイメージのすり合わせをしてスタジオに入り、ひとりでやってみたりバンドを集めてジャムってみたり。監督もレコーディングに立ち会ってくれて、その場でどんどん決まっていく感じですごくやりやすかったですね。なんせ、映像観ながら演奏するってのも初めてだったので、おもしろかったっす」

◆堺雅人(同映画主演)コメント
「ビートルズの原盤「アビー・ロード」では、メドレーの中の橋わたしのような使われ方をしているこの曲ですが、斉藤さんの歌を聴いて、独立した曲として人を感動させる力を持っているのだなと思いました」

◆伊坂幸太郎作品『ゴールデンスランバー』について
2007年に発表された伊坂幸太郎の『ゴールデンスランバー』は、2008年に“本屋大賞”“山本周五郎賞”を受賞した傑作逃亡劇。「なぜ、一般市民である青柳に濡れ衣が着せられたのか?」という疑問を解決する術もないまま、生きるために逃げるしかない主人公・青柳雅春の逃亡劇が軸となっている。映画の監督を務めるのは、『アヒルと鴨のコインロッカー』や『フィッシュストーリー』などの伊坂作品を映像化してきた中村義洋。

◆斉藤和義オフィシャルサイト
◆映画『ゴールデンスランバー』公式サイト
◆iTunes Store 斉藤和義(※iTunesが開きます)
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