カート・コバーンの遺品をまとめた一冊『COBAIN UNSEEN』が近日リリース

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ついに発売されたライヴ盤『Live At Reading』リリースで、にわかに活気づくニルヴァーナ。そんな中、若くして散ったフロントマン、カート・コバーンが残した多くの遺品が、今回、一冊の本としてまとめられた。

『COBAIN UNSEEN ~カート・コバーン 知られざる素顔~』は、27年という短すぎる人生を送ったカートのクリエイティヴ面に光を当て、これまで未公開だった写真や文書といった、カートの個人的な遺品の画像を初公開した一冊。カートが愛し、収集したコレクション、寝食を忘れて制作したオブジェ、自筆の手紙や漫画、膨大なテープと手帳など、シアトルの貸金庫に保管されいたカート・コバーンの遺品がまとめられている。まさにコバーンのアーカイブ(保存記録)だ。

さらにこの本には、カートの途方もない収集品、自筆の歌詞のファクシミリ、日記、投函されなかった多くの手紙、芸術作品、そしてカートによる朗読を収めたCDなど、20以上もの付録や「しかけ」が用意されている。カート・コバーン、ニルヴァーナ・ファンならば、次から次に飛び出してくるカートゆかりの品々に、エキサイティングな体験と感動を覚えるはずだ。

なお、本書を綴ったのは、カート・コバーンの著名なバイオグラフィ作者であるチャールズ・R・クロス。

■『COBAIN UNSEEN ~カート・コバーン 知られざる素顔~』の主な収録品
・カート・コバーン・グリーティング・カード(レプリカ/1980年)
・少年時代の水彩画×2点(写真/1977年&1980年)
・ワシントン州高校生美術コンクールの参加証書(レプリカ/1985年)
・デイル・クローヴァーに宛てた未投函の手紙(写真/1986年ごろ)
・母親について書いたカートの日記(写真/1986年ごろ)
・ニルヴァーナのライヴチラシ×2点(レプリカ/1988年)
・自筆のニルヴァーナ・ステッカー×5枚(レプリカ/1989年ごろ)
・自作漫画『さらなる風刺』(写真/1990年)
・自筆の“スメルズ・ライク・ティーン・スピリット”(レプリカ/1990年)
・ポラロイド写真(レプリカ/1990年ごろ)
・お気に入りだったコンバースのチャック・テイラーのスニーカー(写真/1991年ごろ)
・ニルヴァーナのプロモーション用ステッカーとチラシ(レプリカ/1991年)
・『サタデー・ナイト・ライヴ』のプロモーションカード(レプリカ/1992年)
・人毛や歯を貼り付けた陶人形の頭部(写真/1992年ごろ)
・メキシコ人レスラーの覆面を描いた透明なお面(レプリカ/1992年ごろ)
・バックスージ・パス(レプリカ/1992年ごろ)
・ハートシェイプト・ボックス(写真/1994年)
・ウィリアム・S・バロウズがカートのために描いた絵(レプリカ/1992年)
・ウィリアム・S・バロウズ宛てのプロモーションビデオ出演依頼書(レプリカ/1993年)
・カートの脊柱側湾を示すレントゲン写真(写真/1993年)
・R.E.M.のマイケル・スタイプが書いたカート宛ての手紙(写真/1993年)
・自宅の冷蔵庫に貼っていた「この家の決まり」(写真/1993年~1994年)
・ニルヴァーナの解散を告げる手紙(写真/1994年)
・本書オリジナルCD(Track1/自作漫画の朗読、Track2/著者チャールズ・R・クロスのインタビュー)

◆『COBAIN UNSEEN ~カート・コバーン 知られざる素顔~』
◆ソフトバンククリエイティブ
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