コルグからシンプルさを追求、コンパクト＆軽量のデジタルピアノ「SP-170」

コルグは、コルグ・デジタル・ピアノの新モデル「SP-170」を発売する。アコースティックピアノのタッチを忠実に再現した新鍵盤を採用、スピーカー内蔵でポータブル＆シンプルかつスタイリッシュなピアノとなっている。発売は11月上旬、価格は約40,000円。

「SP-170」は、軽量＆コンパクトサイズを実現しながらも、豊かな音色やグランド・フィーリングの鍵盤タッチなど、ピアノに必要な要素をきちんと追求したデジタルピアノ。アコースティック・ピアノと同様、パネル上にボタンやスイッチのないすっきりとしたシンプル・デザインのボディに、迫力のサウンドを楽しめる大口径のスピーカーを搭載している。持ち運びもカンタンなので、コンサートやライブへの持ち出しにも便利だ。

カラーはシックなブラックと、エレガントなホワイトの2カラーを用意。部屋の雰囲気に合わせて選べるのもうれしい。

音色の充実も注目だ。「SP-170」には、コンサート・グランド・ピアノの音を贅沢に、丁寧に録音している。タッチによる強弱の違いを多段階に分けて収録、繊細なタッチのニュアンスを豊かに表現する。また、ピアノのほか、エレクトリック・ピアノやハープシコード、オルガンなど音色も搭載、トータル10音色を内蔵している。

鍵盤は、新鍵盤である「ナチュラル・ウェイテッド・ハンマー・アクション（NH）」鍵盤を採用。アコースティック・ピアノと同様の、低音部では重く、高音部では軽くなるタッチを再現、指先の繊細な表情まで豊かに表現する。また、タッチの強さによって3段階の音の出方を設定できるキー・タッチ・コントロール機能により、自分のタッチに合わせて演奏を楽しめるようになっている。

デジタルピアノではスピーカーの存在も重要だ。SP-170では、奥行き感のある、迫力のサウンドを実現するスピーカー・システムを採用している。コンパクト・サイズながら、サウンドに奥行きを与えるダイナミックな出力の楕円（10cm×5cm×2個）スピーカーは、新しい再生系機構により、より迫力あるサウンドを提供する。

自宅での演奏に不可欠なヘッドフォン端子は2つ搭載。連弾や、子供の演奏を聴いたりなど、二人で演奏を楽しめるようになっている。さらにヘッドフォン端子は、ラインアウト端子としても利用可能だ。

また、音の響きを豊かにするリバーブ・エフェクト、サウンドに重厚感や広がりを与えるコーラス・エフェクトの搭載も気持ちよく演奏するのに一役買ってくれるはずだ。

このほか、ダンパースイッチ、譜面立てが付属。スタンドは別売りとなる。

＜おもな仕様＞
鍵盤：88鍵（A0～C8）ナチュラル・ウェイテッド・ハンマー・アクション（NH）鍵盤
キー・タッチ・コントロール：3段階（ライト、スタンダード、ヘビー）
音源システム：ステレオ・サンプリング
最大同時発音数：120音（ステレオ時最大60音）
音色：10音色（ピアノ（2）、E.ピアノ（2）、ハープシコード、エレクトリック・クラビコード、ビブラフォン、P.オルガン、E.オルガン、ストリングス）
エフェクト：リバーブ、コーラス（効果のかかり具合は、各音色固定）
デモ曲：10曲（各音色ごとに1曲）
キー・トランスポーズ機能
ピッチ・コントロール機能
ペダル：ダンパー・スイッチ
接続端子：ヘッドフォン端子×2（ステレオ・ミニ・タイプ、オーディオ・アウトプットと兼用）
オーディオ・アウトプット：ステレオ・ミニ・タイプ×2（ヘッドフォンと兼用）
MIDI端子：OUT
アンプ出力：9W×2
スピーカー：楕円形（10cm×5cm）×2、バスレフ・システム
電源：DC12V
消費電力：7W
外形寸法：1,312（W）×325（D）×133（H）mm
質量：12kg
カラー・バリエーション：ブラック（BK）、ホワイト（WH）
付属品：AC アダプター、譜面立て、ダンパー・ペダル・スイッチ

◆SP-170
価格：オープン（市場予想価格40,000円前後）
発売日：2009年11月上旬発売予定

＜オプション＞
●スタンド
SPST-1W-WH（SP-170WH用）：12,600円
SPST-1W-BK（SP-170BK用）：12,600円
●椅子
＜4本足タイプ＞
PC-300WH 高低自在イス：12,600円
PC-300BK 高低自在イス：12,600円
PC-300 高低自在イス：12,600円
＜折りたたみ可能タイプ＞
PC-3WH 3 段階高低自在イス：4,620円
PC-3BK 3 段階高低自在イス：4,620円
●ダンパー・ペダル
DS-1H ダンパー・ペダル：3,990円
●ソフト・ケース
SC-SP170：6,300円

◆コルグ・ホームページ

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