Ne-Yo、w-inds.に楽曲提供

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BIGBANGのリーダーであるG-DRAGONをラップに迎え、「Rain Is Fallin'」ではまたひとつ新境地を切り開いたw-inds.だが、次作はこれまでにも増して発売が楽しみだ。というのも、12月9日にリリースとなる両A面「New World/Truth~最後の真実~」は、ひとつが今井了介プロデュース楽曲、そしてもうひとつがNe-Yo提供の楽曲なのである。

w-inds.の表現するダンスミュージックのポテンシャルに賛同したというNe-Yoから送られてきた楽曲は「Truth」というキーワードの楽曲。「She's the truth」という曲中にある言葉の通り「彼女こそ真実」と歌ったこの曲は1人の女性をリスペクトしたラブソングであり、かつ世界中の女性に対してのリスペクトソングでもあるという。Ne-Yoは本名Shaffer Smithという作家名を持っているが、今作では「Smith/ Howard」という2人の共同名義で楽曲を提供したようだ。

「僕らもNe-Yoのすごいファンだったので、楽曲提供の話は嬉しかったです!予想とは違うタイプのポップスだったけど、レコーディングが終わったときに、さすがにNe-Yoだなって。アレンジとか曲の構造がすごく考えられているんです」──橘慶太

シンコペーションの連続、リズムのみで構成されるアレンジ。メロディラインは自身から発声される幾重にも積み重なった「声」のみ。ボ-カル橘慶太は最初送られてきたNe-Yo自身が歌う曲を初めて聴いた時、楽曲のクオリティの高さに驚かされ、かつレコーディングでは表現する難しさを感じていたという。

軽快なメロディ&ビートと最新のサウンドテクスチャーをまとったポップナンバーながら、英語の語感をリズミカルに日本語詞に取り込んだ橘慶太独自の歌唱をもって、見事にw-inds.ナンバーとして仕上がり、アーティストとしての成熟度を伺わせる楽曲になったとのこと。

今井了介の最新エレクトロR&B「New World」。Ne-Yoの「Truth~最後の真実~」。双方のクリエイティビティが高次バランスをもって両A面となったのが次作「New World/Truth~最後の真実~」なのだ。
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