スキマスイッチとゴスペラーズ、DOR@MOに感動

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10月13日(火)、丸の内「OAZO」のイベントスペースOO(おお)広場にて、ケータイ音楽ドラマ「DOR@MO」のスクリーンのない試写会が行なわれた。

「DOR@MO」とは、ソニー・ミュージックエンターテインメントが、2008年12月に新たにスタートさせたケータイを使った動画配信サービス。ミュージック・ビデオをダウンロードする既存の着ムービーなどとは違い、アーティストの楽曲のイメージから、オリジナルのストーリーと映像を制作し配信するサービスだ。

第3弾となる今回の「DOR@MO」に登場したのはスキマスイッチとゴスペラーズ。この日のイベントには、応募2000人の中から選ばれた100名が参加。入場時に渡された携帯の画面で、スキマスイッチとゴスペラーズのケータイ音楽ドラマを鑑賞した。

スキマスイッチは、「Aアングル」(「虹のレシピ」c/w)、「Bアングル」(「ゴールデンタイムラバー」c/w)、「8ミリメートル」(New Album『ナユタとフカシギ』収録)というバラード三部作をドラマ化。彼との別れの後に、新たな生活を歩んでいる女性と、その彼女を忘れられない男性のストーリーをファンタジーとして描いた作品で、スキマスイッチの歌詞世界をもとに、映画『檸檬のころ』で注目された新進気鋭の女性監督岩田ユキが映像制作を担当している。

自分達の作品がドラマにされることについて、スキマスイッチは「初めてですね。僕らも3作品(楽曲のテーマが)繋がっている作品は初めての事なので、全て初めてづくしです」とコメント。また、そのドラマを見て「感動しました。(自分達の楽曲が)映像化することで、より音楽の力が増しますね。感動しました。」(大橋)、「素晴らしくて。歌詞の内容をすごく理解して下さって。コラボレートとはこういうことだなって」(常田)と、それぞれドラマの出来には感動と大満足の様子。

スキマスイッチに続いて登場したのはゴスペラーズ。10月28日に発売されるラヴ・ソング・コレクション・アルバム『Love Notes II』から、この日は、ラブソングの名曲「Slow Luv」をテーマに描かれたケータイ音楽ドラマがお披露目された。この楽曲の作曲者であるメンバーの酒井雄二は「曲を作るときは、これが映像になったらどうなるのかなと思いながら作ったりしてるんですが、このような形になって、してやったりと思いました」と「DOR@MO」というサービス自体に、アーティスト自ら新鮮さを感じた様子。

トークの後には「自分の想いを伝えたいと思ってこれまで歌ってきました。それがずっと長く続いていけばいいと思って作った曲です」(安岡)と、10月14日発売のニュー・シングル「ラヴ・ノーツ」をパフォーマンス、街ゆく人まで聴き入る歌を披露した。ゴスペラーズはアニバーサリー・アルバム『Love Notes II』をひっさげ、11月2日から全国ツアーをスタート。ファイナル公演は、東京・代々木体育館2DAYSで、15周年を盛り上げることになる。
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