Chicago Poodle、メジャー1stアルバム『僕旅』の名盤っぷり

10月7日に最新シングル「さよならベイベー」をリリースし、全国FMパワープレイを26局獲得。デビュー以来、オリコンFMパワープレイ獲得ランキングで3作連続TOP3という前代未聞の記録を打ち立てたシカゴプードル。彼らがいよいよメジャー1stアルバム『僕旅』を11月11日にリリースする。

◆Chicago Poodle、メジャー1stアルバム『僕旅』の名盤っぷり ～写真編～

インディーズ時代から良質な作品を聴かせてくれる名曲工房バンドとして名を馳せ、その音楽性から洋楽の匂いを強く放つこともあってアルバムアーティストとして認知されていたシカゴプードルだが、現在彼らは、メジャーデビューに際し名刺代わりとして3作のシングル作品をリリースしてきた。

元来シングルという概念が希薄な彼らにとって、シングル用とかタイアップ用といった感覚が無く、そもそも作品ごとにメンバーでジャッジし、一定のレベルの楽曲以外作品としてリリースする気がない。そういう意味ではカップリングという概念もなく、収録作品の全てがアルバム同様に一つの作品として立っている。逆にだからこそ、曲の数だけファンが生まれ、裏切らない品質の高さは、耳の肥えた全国FM局のスタッフやDJからの熱い支持を獲得した。各FM局のイチオシとしてパワープレイに選出されるのも至極当然であるし、3作連続でパワープレイを獲得しているのは、単に彼らの作品作りの確からしさを裏付ける事実に過ぎないことだ。

そんな彼らのアルバム『僕旅』は、素晴らしいメロディと心穏やかなアレンジに包まれた心地よい作品となった。1曲目「ODYSSEY」の決意表明から始まり、美メロで固められたリアルな日常を描き出す「ハレルヤ」、2ndシングル「ナツメロ」、3rdシングル「さよならベイベー」、マイケル・ジャクソンへの敬意を示した「スーパースター」、古典的な歌詞が印象的な「旅人」…と、11曲全てが個性的であり、普遍的でもあり、スタンダードな安心感すら漂わせている。

◆「さよならベイベー」PV映像
◆「ナツメロ」PV映像
◆「ODYSSEY」PV映像

彼らは、『僕旅』を引っさげて全国ツアー＜LIVE ODYSSEY '09-'10～そして僕らは旅に出る～＞を開催、11月末から2010年2月にかけ11ヵ所12公演を行なう予定だ。曲は生き物、作品は呼吸をしている。アルバムに封じ込まれた各楽曲はツアーで揉まれ、また魅力的な輝きを身に付けながら、シカゴプードルと共に育っていくことだろう。なお、10月17日（土）には大阪なんばHATCHにてワンマンLIVE＜LIVE ODYSSEY 暴犬物語～SCENE214～＞が開催される。即日ソールドアウトになったライヴではあるが、どうやら追加で当日券が若干出るとの情報をキャッチ。彼らの魅力を最速で感じるチャンスだ。