小西真奈美の手作り弁当はスネオヘアーがゲット

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スネオヘアーが主題歌「ロデオ」を書き下ろした映画『のんちゃんのり弁』が、9月26日(土)全国公開の日を迎えた。公開初日、主演の小西真奈美ほか、ダメ亭主役を演じた岡田義徳、初恋の相手でもある元同級生役を演じた村上淳ほか、スネオヘアーもゲストとして登壇、初日舞台挨拶が行なわれた。

◆小西真奈美の手作り弁当はスネオヘアーがゲット ~写真編~

緒方明監督:この作品を選んでいただいてありがとうございます。無事、初日を迎えられ嬉しいです。

小西真奈美:足を運んでくれてありがとう。撮影中は本当に大変で、皆で一丸となって作った大切で、大好きな作品を今日手放すかと思うと、なんだか寂しいですが、どうぞこの作品を皆で育てていただけると幸いです。この作品のエピソードを思い出すと、抱きしめたくなっちゃいます。

岡田義徳:この作品の撮影現場は、ものすごくチームワークが良くて、出来あがった作品を観て、あ~、本当にいい作品になったと思いました。

村上淳:本当に(初日を迎えられて)嬉しいです。この映画の役柄を、草食男子といわれたりするけれど、そう真逆な役柄でもなかったです。(僕は)役柄に似ていていい子ですよ。

佐々木りお:楽しく見ていただいてありがとう。(撮影後久しぶりに会う共演者に対して)みんな元気でよかったです(会場全体大笑い)。

山口紗弥加:この撮影は、思い出したくないくらい辛くてつらくて、泣きながら演じました。でも、出来上がった作品を観たとき、演じきれてよかったと思いました。

スネオヘアー:いや~僕の役も非常につらくて(…とボケるスネオヘアーにキャストから突っ込みが入り、客席爆笑)。僕はエンディング曲を作らせていただいたんですが、最後の一番いいところを頂いた感じがして、本当にありがとうございます。ご馳走様でした。

舞台挨拶では、撮影秘話なども飛び出した。子役の佐々木りおは、撮影中はちょうど歯が抜けていたのだが、成長過程を演出するために幼稚園児役のときまで差し歯をしながら演技をしていたのだという。一方、中でも大変だった撮影は?との問いに、小西は「一番つらかったのはごはん待ちでした」と回答、映画にちなみお弁当を作るなら誰に?という質問には、悩みつつも「スネオヘアーさんに、初めてののり弁を!」とコメント。スネオヘアーは「じゃあ、週末いつものところで」と、会場の笑いを誘った。

「今日、初日を迎えられることが楽しみで、本当に胸がいっぱいです」──小西真奈美
「ふらっと来てお弁当作ろうかなーとか、映画をみる前とか後でチョトでも変わってもらえると幸いです」──緒方明監督

映画『のんちゃんのり弁』
永井小巻は、下町育ちの31歳。真っ直ぐで強がりで、思い切りのよさは天下一品。ある日、ダメ亭主に愛想を尽かし、娘のんちゃんを連れ、実家の京島に出戻った。心機一転、仕事の面接をうけまくるが、キャリアも資格もない小巻に社会は厳しく、日々の生活は苦しくなるばかり。そんな小巻の唯一の才能はお弁当作りだった。娘のために作ったのり弁が評判を呼び、そして遂には、安くて美味しいお弁当屋を開くことを決意する。目標に向かって奮闘していく小巻だが、現実はそう上手くはいかず…。果たして小巻はお弁当屋をオープンし、人生の再スタートをきれるのか?
出演:小西真奈美/岡田義徳/村上淳/佐々木りお(子役)/山口紗弥加/岸部一徳/倍賞美津子
監督:緒方明
主題歌:「ロデオ」スネオヘアー
音楽:coba
原作:入江喜和『新装版 のんちゃんのり弁』上・下(モーニングKCDX・講談社刊)
脚本:鈴木卓爾、緒方明
撮影:笠松則通
照明:石田健司
録音:横溝正俊
美術:金勝浩一
編集:矢船陽介
フードスタイリスト:飯島奈美
製作:『のんちゃんのり弁』製作委員会(木下工務店、キングレコード、中部日本放送)
配給:キノフィルムズ
宣伝協力:アステア支援:芸術文化振興基金助成事業
協賛:みそ健康づくり委員会
2009年/日本/35mm/107分/アメリカンヴィスタ/カラー/DTSステレオ
(c)2009「のんちゃんのり弁」製作委員会
9月26日(土)より、有楽町スバル座他全国ロードショー
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