新たなダンス‘ジャーク’が早くも映画に?!
今年に入って米ロサンゼルスの10代の若者たちを中心に大流行している新しいダンスステップ‘ジャーク’(Jerk)だが、なんとハリウッドが早くも映画化に乗り出しているという。
ジャークダンスは、ロスアンジェルスからの新たな流行として注目されているダンスで、「ヒップホップといえば大きめサイズ」という昨今の常識を覆すスキニージーンズが特徴のファッションも話題を呼んでいる。このダンスやファッションをティーンラップデュオ、ニュー・ボーイズ(New Boyz)がシングル曲"You're a Jerk"のミュージクビデオで紹介、「ユーアー・ジャーク!!ユーアー・ジャーク!!」というシンプルなビートに乗って、足をくねくねさせながらアクロバティックな動きも交えて踊っている。この曲を受け、YouTubeやMySpaceには膨大な数のティーンによるジャークダンスのビデオがアップロードされており、中には学校対抗ダンスバトルまで繰り広げられているところもある。
このシーンに目をつけた映画制作会社が、クランプダンスを紹介して成功した『RIZE』や、『ステップ・アップ』などダンス映画の成功に続けて企画をスタートさせたとのこと。モス・デフ(Mos Def)が出演したコメディ映画"Next Day Air"の製作会社ならびにプロデューサーチームが中心となって、監督、脚本家たちと企画会議を重ねている段階のようだ。
◆ニュー・ボーイズ Artist Info(NOTRAX)
◆ニュー・ボーイズ Artist Video(NOTRAX)
text by notrax