KOTOKO、パワフルでスピード感があって勢いがある新シングル「daily-daily Dream」大特集

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KOTOKO

テレビ東京にて毎週金曜日25:23~放送中 アニメ『ハヤテのごとく!!』新主題歌 「daily-daily Dream」リリース大特集

パワフルでスピード感があって勢いがある物語のシチュエーションやキャラクターの言動をコラージュしたポップかつ複雑な魅力の楽曲

アクティヴに元気良く
ハジケたKOTOKOが
熱く爽やかに歌う

3年ぶり通算4枚目
オリジナルアルバム『イプシロンの方舟』
2009年10月14日(水)発売決定!

KOTOKO、待望のニュー・シングルが遂に登場! “KOTOKO”名義では約1年振りとなるシングル「daily-daily Dream」は、テレビアニメ『ハヤテのごとく!!』の新主題歌。これまで2度に亘って描いてきた『ハヤテのごとく!』の世界観を、この「daily-daily Dream」ではどのように描いているのか? ライブツアー<KOTOKO LIVE HOUSE TOUR 2009WARP !!~限界打破への旅-trial stage-~>で絶賛日本縦断中の最中、発表された4枚目のフルアルバム制作等など、今回も盛り沢山のインタビューでお送りいたします。

INTERVIEW

――“KOTOKO”名義だと、実はすごく久しぶりのシングルになるんですね。

KOTOKO:ということになるんですよね。なんだかその辺は複雑なんですけど(笑)。I'veでBOXをリリースしたり、企画ものがあったり、ちょこちょこといろいろなリリースが続いていたので、あまり久しぶりという感じはしないんですけどね。ただ、アニメ『ハヤテのごとく!!』の主題歌を担当するのは2年振りなんです。私の中でも思い入れの強い作品のひとつなので、すごく嬉しくて。

――同じ作品に何度も関われることって、そんなにないですからね。

KOTOKO:これで3回目ですからね。本当にありがたいことだと思っています。今までに感じたことがない、不思議な感覚を味わっているんですよ。ホームに帰ってきた感じというか。曲を作る時はいつでも新鮮な気持ちでやっているのですが、『ハヤテのごとく!!』という作品に対しては、ひとかたならぬ思い入れがあるというか。気合いの乗り方がいつもと少し違うんです。

――今回の「daily-daily Dream」でも歌詞を担当していますが、どんなことを思い描きながら?

KOTOKO:「ハヤテのごとく!!」や「七転八起☆至上主義!」のころよりも物語が進行しているし、ストーリーの描かれ方も以前とはだいぶ違っているんですよ。前回のころよりも、よりキャラクターひとりひとりをフォーカスするような内容になって。今回もまた該当する原作部分をしっかりと読んで、作詞に取り組んだのですが、よりひとりひとりのキャラクター性が活きてくるような言葉を選びました。

――パワフルでスピード感があって、すごく勢いのある楽曲が『ハヤテのごとく!!』らしいのですが、歌詞の世界観はまるで物語のシチュエーションやキャラクターそれぞれの言動をコラージュしたかのような、ポップかつ複雑な魅力を持ったものだと感じました。

KOTOKO:「ハヤテのごとく!!」と「七転八起☆至上主義!」のころは、“疾走感”とか“ドタバタ”とか、主人公のハヤテがいろいろなキャラクターに翻弄されていくようなイメージで歌詞を書いていたんですけど、今の新しい『ハヤテのごとく!!』は、登場するキャラクターすべてがそれぞれ主人公のような感じなんです。前の2曲のころよりも物語のスケールもアップして、描かれる範囲が広くなったように感じて。今回のタイトルにも“dream”という言葉を使っていますが、前期はハヤテが置かれている“現実”に翻弄されていく物語だとすると、今回はみんなで“夢”を追い求めていくような物語だと感じたんです。“現実”の先にある“夢”を掴む。そのイメージを根底に持ちながら、レコーディングも気持ち良く歌いました。熱いながらも爽やかなイメージで歌っています。

――サビの歌詞には、真摯で真っ直ぐで、爽やかなハヤテの性格が反映されていますが、彼の人生に絡み合う女性キャラクター達の要素も存在感がありますね。

KOTOKO:そうですね。今まではハヤテを象徴する“青い色”で歌詞を描いていたとすると、この「daily-daily Dream」には女の子たちを象徴するカラフルな色彩が織り込まれているんです。その捉え方の変化を、この楽曲から感じてもらえると嬉しいですね。あと、実はこの歌詞の内容を物語の進行と共に見返しながら聴いてもらうと、いろいろな発見があると思うんです。ファンのみなさんに聴いてもらってからのお楽しみにしたいので詳しくは説明しませんが、そういう楽しみ方もあるので、ぜひ最終回まで見てから聴き返してみてくださいね。

――そしてこの楽曲には、当然PVもあると!

KOTOKO:あります! 南の島での海外ロケだったんですけど、今回は“野球で勝負”をモチーフに撮影してきました。本当のことを言うと、もっといろいろなことで勝負をするはずだったんですけど、天候の問題等が発生してしまったので、野球一本で行くことになったのですが(笑)。それでも、体をたくさん使ったすごく大変なロケでした。

――アクティヴなKOTOKOさんが見られるのも、『ハヤテのごとく!!』主題歌のPVならではという感じがしますね。

KOTOKO:そうですね。あと、実は私、昔ソフトボールをやっていたんですよ。今まで言うばっかりで、みんなから「本当にできるの?」みたいなことを言われていたんですけど、やっと! やっとこのPVで証明することができました(笑)。

――少年っぽいKOTOKOさんと、女の子らしいKOTOKOさんが登場するPVに仕上がっていて、この曲の良い要素が詰まっています。

KOTOKO:いろいろなシーンで、ひとつひとつ体を使って頑張ったので、このPVもじっくり楽しんでもらえると嬉しいですね。

――次は、今後のお話を。このインタビューが掲載されるころは、丁度『KOTOKO LIVE HOUSE TOUR 2009WARP !!~限界打破への旅-trial stage-~』の真っ最中ではないかと思います。すごくたくさんのライブハウスを巡るツアーになりそうですね。

KOTOKO:そうですね。今回は3ヵ月かけて、北は北海道から南は沖縄まで回っていきます。高知や岡山、長野、群馬、郡山、沖縄等など、はじめて行く場所がすごく多いので、すーっごく楽しみです! 特に沖縄は、北海道からだとものすごく遠い場所で、今まで行く機会が全然なかった場所なんです。ほら、東京から行くより旅費も倍くらいかかるじゃないですか。なので、なんとかお仕事を絡めて行けたら良いなと思っていたんですよね(笑)。

――追加公演も続々と決まっていますね。そしてファン待望、遂に4枚目のフルアルバム『イプシロンの方舟』の発売も発表されました。

KOTOKO:ファンのみなさんには本当にお待たせしてしまったので、発表できて本当に嬉しいんです。今年は長期のツアーとアルバム制作で、今までで一番忙しい夏と秋を迎えそうです。2009年下半期も全力で頑張りますので、楽しみに待っていてください!

取材・文●冨田明宏

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