中国古箏のユニット鶯と燕、香港ウィークでミニ・コンサート
2人は双子の姉妹で、中国武漢の出身。7歳で古箏を始め、高校2年のときに日本で開催された国際芸術コンクール・箏部門で優勝。高校卒業後、日本に留学し在学中から演奏活動を始めた。そして2006年には、日本クラウンから「鶯と燕/インとイェン」をリリースしている。
◆中国古箏のユニット鶯と燕、香港ウィークでミニ・コンサート ~写真編~
その姉妹ユニットが、7月に六本木ヒルズで開催された<香港ウィーク>のイベントで、ミニ・コンサートを開催した。ピンクの華やかなチャイナ・ドレスで登場した2人はまず、中国の「瑶族舞曲」を披露。2000年の歴史があり、7オクターブの音域を持つ古箏の華やかな音色が、会場一杯に広がる。その後、「夜来香」「Yesterday Once More」などのメドレーを経て、MCへ。流暢な日本語で挨拶をして、オリジナル曲「未来への足音」「時光の交差点」を演奏。先ほどの優美な曲から一転して、モダンな音色を聞かせた。そして、姉妹で同じ夢を見ることがあるなど、双子ならではのエピソードを披露し、最後の曲「夢路」へ。中国語・日本語によるのびやかな歌声でコンサートを締めくくった。
インとイェンはこの度、ヤマハ期待の新人エレクトーンプレイヤー鈴木麻理奈と組んで、Girly Primeというユニットを結成。10月23日にシングルCD「macaron」をリリースする。デジタルとアナログの音が融合した新たな試み。ポップでキュートな3人の活動にも期待したい。
photo & text:Emi Saito