HY、<HY Street Live 2009 ~10th Anniversary Webくわっちーさびら~>大特集
INTERVIEW
名嘉:中堅ですね、もう(笑)。
新里:年下のバンドは増えてますね。自分たちも若いけど、対バンとかさせてもらうと、もっと若いバンドがいて、しかも俺たちより演奏うまいんじゃないの? って。
新里:そういうことは思いますね。でもまだ26才なんですけど。
名嘉:最近はすごいですよね。みんなデジタル化になって、パソコンで曲を送ったりして。僕たち、パソコンできないんで(笑)。もろアナログなんですよ。最近、パソコンで楽曲制作してみようってトライしたんですけど、1時間ぐらいパソコンの画面と向き合っていると目が痛くなってきて、「駄目だ、明日集まってやろう」て言ったら、15分ぐらいで曲ができるんですよ。みんなで「せーの」で合わせたら。自分たちは自分たちなりの味とグルーヴを出していけたらいいなと思いますね。沖縄もどんどん若いバンドが出てきて、盛り上げていってくれてるんで。
新里:自然に変わってきてますね。1年1年、どんどんクオリティを上げていきたいし、幅も広げたいし。俊(名嘉)と一緒に作ったり、泉(仲宗根)と一緒に作ったり、パターンも変えたりして、いろいろ増やしていって。今もいろんなジャンルの曲ができているので、早くみんなに聴いてもらえるのが楽しみです。
許田:まだわからないですけど、この先10年に向けて今から見つけていきたいです。
宮里:やりたいことは…すぐに出てこないですけど、その時のタイミングですね。
新里:ギター回しとかね。
宮里:一回もやったことないけど。じゃあそれでいいです(笑)。隠れて練習しときます。
新里:音楽でもライヴでも、もっともっと自分たちらしさを出せるように。リハーサルとかでちょっと余裕があると、ギャグというか、5人で笑かしあうみたいな、変な踊りとかして、そういうのが楽しいんですよ。それぐらいライヴでできるようになったら面白いなと思うんですけど。…でもあれを見せたら、みんな引いちゃうかも(笑)。そういうところも含め、もっともっと「らしさ」を出していきたいです。
名嘉:最近は車の中ではスリップノットやリンキンパークを聴いてるんですけど、やっぱりいいですよね。自分たちは生音で勝負するバンドなんですけど、1~2曲ぐらいはデジタルな曲も作ってみたいです。
仲宗根:いいと思ったジャンルは、これからも何でも挑戦していきたいです。
名嘉:とにかく9月22日のストリートライヴに来てほしいですね。懐かしい曲から新しい曲まで幅広くやるので。昔から見ている人には「こんなに大人になったんだ」と思ってもらえたら嬉しいです。
新里:これが、今年のワンマンライヴの一発目なので。ここからスタートです。
許田:ぜひ足を運んでください。
取材・文●宮本英夫
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