警察、“怪しい男”ボブ・ディランを尋問

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散歩中のボブ・ディランが、挙動不審な男として警察官から尋問されたそうだ。

ディランがニュージャージー、ロングビーチの住宅街を雨の中1人で散歩していたところ、住民が“怪しい男がいる”と通報したらしい。これにより駆けつけた若い女性警察官は、彼に名前を問いただし「ボブ・ディランだ」と返されたものの、信用することができなかったという。

警察官はABC Newsにこう話している。「名前を訊いたら、彼は“ボブ・ディランだ”って答えました。ボブ・ディランの写真は見たことありましたが、その男性はちっともボブ・ディランには見えませんでした」一緒にいた別の警官も「ボブ・ディランではない」と言い切ったそうだ。

ディランはIDを所持しておらず、結局、警官とともにツアー・バスを停めている場所まで戻り、そこで身元を保証してもらわなくてはならなかったという。

写真と実物はそんなに違うのだろうか? ディランは数年前、自分のコンサートであるにも関わらず、バックステージに入とうとしたところを警備員に止められている。

“怪しい男”に見られなかっただけマシかもしれないが、ディランは最近、リバプールで一般客に混じりバス・ツアーに参加したものの、誰にも気づかれなかった。

また、“怪しい男”という点では、孫の通う幼稚園でライヴ・パフォーマンスしたときに「ヘンなオジサンが来て、ギターで怖い曲を歌った」と園児を怖がらせてしまったこともある。

Ako Suzuki, London
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