サマソニ史上最年少、Kyleeのライヴに5000人

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<SUMMER SONIC 09>において、8月8日(土)東京会場、9日(日)大阪会場のオープニング・アクトに大抜擢されたKylee(カイリー)。まったくの無名の新人、しかもオープニング・アクトだったにも関わらず、SONICステージにはクチコミで集まった5000人もの観客が押し寄せ、パワフルで確かな歌唱力でオーディエンスを沸かせた。

◆サマソニ史上最年少、Kyleeのライヴに5000人~写真編~

Kyleeは、アメリカ人の父と日本人の母をもち、現在はアメリカ合衆国・アリゾナ州在住。現地ハイスクールに通う、15歳になったばかりのまだあどけない少女だが、今回<SUMMER SONIC 09>の出演のために来日。本国アメリカでは、11歳のときにNBAの開会式で国歌斉唱を披露、その見た目からは想像できない圧倒的なパフォーマンスに会場が騒然となった、という逸話も頷ける実力をここ日本でも存分に見せ付けた。<SUMMER SONIC>の主要ステージにおいて、15歳でのライヴ・パフォーマンスは史上最年少ということもあり、イベント関係者も驚きを隠せない様子だったという。

そんなKyleeだが、日本での音楽活動は2008年からスタート。そのエネルギッシュでエモーショナルな歌声が、「鋼の錬金術師」「エウレカセブン」などを輩出したカリスマ的アニメ製作会社「BONES」の目に留まり、日米で公開となったBONES製作アニメ「亡念のザムド」のテーマ・ソングに大抜擢された。

さらに、BONESとKyleeのコラボレーションによる企画EP「Kylee meets 亡念のザムド」が7月にリリースされ、本人稼動が皆無の中、オリコン・デイリー・ランキングでなんと初登場23位(7/29付)を記録。アニメ・ファンだけでなく、音楽ファンの間でも話題になっている。

今後は、アメリカ在住ながら日本での活動を本格化するべく動き始めるKylee。末恐ろしい15歳の逸材に、ぜひ注目していてほしい。

ちなみに、11歳のときに国家斉唱をつとめたNBAの開会式をきっかけに、米4大スポーツ関係者の間で話題を呼び、NBAポートランド・トレイルブレイザーズ、NBAフェニックスサンズ、そしてメジャーリーグのアリゾナ・ダイアモンドバックスと、次々にオファーを受け、最大で6万人の観衆を前に国歌斉唱を行なっている。

(C)Summer Sonic 09 All Rights Reserved

期間限定発売スペシャルEP
「Kylee meets 亡念のザムド」
2009年7月29日発売
DFCL-1585 ¥2,200(tax in)
※MBS系アニメ『亡念のザムド』エンディングテーマ 異例の全曲タイアップ
※2ヶ月限定生産/別冊60P原画ブックレット付・三方背仕様
1.VACANCY
2.Just Breathe
3.Over U
4.VACANCY TV SIZE
5.Just Breathe TV SIZE
6.Over U TV SIZE

◆「Kylee meets 亡念のザムド」
◆「亡念のザムド」
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