レコーディングソフト「Record」の発売日が9月9日に決定、先行予約、Reasonユーザー向け優待販売も
エムアイセブンジャパンは、スウェーデンPropellerhead社の新製品「Record」の発売を2009年9月9日より開始することをアナウンスした。
「Record」は「ミュージシャンのためのレコーディングソフト」をうたったPropellerhead久々のビッグタイトル。Line 6 PODラックの搭載やSSLコンソールの再現、録音後の柔軟なテンポ変更などで注目を集めている。8月8日よりオンライン先行予約サイトがオープン。同社のReasonユーザーには先行予約特別価格が設定された優待パッケージを用意。同パッケージには、Reason 1.0~3.0ユーザーにはバージョン4へのアップグレードライセンスが含まれる。
「Record」については、5月14日付けのニュースでお伝えしたとおり、ハードウェアを操作する感覚で利用できるわかりやすいユーザーインターフェイスが特徴のレコーディングソフト。ミュージシャンの視点に立って開発されており、録音待機状態のトラックがすぐに作成でき、アイディアが浮かんでから実際のレコーディングまでのステップを最短にすることが可能だ。画面の操作はより少なく、音楽にかける時間をより多く、というポリシーは一度レコーディング作業を試してみればすぐに実感できるはず。
画面はシーケンサー、ラック、ミキサーの3パートで管理される。パッと見はごちゃごちゃした印象だが、1キーでそれぞれのパートだけを表示することができる。また、シーケンサーでトラックを編集中に、トラックの出力対象となるラックのデバイス、ミキサーのチャンネルを瞬時に呼び出すことも可能。各パートの行き来も非常にスムーズに行える。
レコーディングでは、Comp(差し替えエディター)が便利。何度か録音を重ねたテイクから使える部分を選んで、それ以外の部分を消すという作業が非常に楽に行える。また、タイムストレッチも驚くほど簡単だ。演奏を録音したあとでも、自由に、そして簡単にテンポが変えられる。むずかしいフレーズならテンポを落として録音後、テンポを元に戻せばいい。音質が気になるところだが、劣化はほとんど感じられない。
ラックで使用できるデバイスも魅力的だ。最大の注目デバイスはやはりLine 6のギター/ベース用アンプ&キャビネットシミュレーター「POD」だろう。アンプ、キャビネットともにギター3種類、ベース2種類が用意される。録音は素の状態で行われるので、録音後にアンプやキャビネットセッティング変更も自由に行える。ちなみにRecordにはチューナーも内蔵されているので、録音前のチューニングもばっちりだ。
レコーディングした楽曲のアレンジにはマルチ音源デバイスの「ID8」が活躍する。使い勝手のよいピアノやドラム、ベース、ストリングスなどの幅広いサウンドが収録されており、オートメーション対応のシーケンサーによるデータ入力で多彩な表現が可能になっている。
ミキサーは最も有名なアナログ・レコーディング・コンソールSSL 9000Kを忠実に再現。すべてのチャンネルにダイナミクス、EQ、フィルターを搭載しており、使い勝手も音質も抜群。マスタリング用のエフェクトも充実しているので、最終的な音圧の仕上げにも対応可能だ。
これらのラックのデバイスは自動的に結線されるが、ユーザーがルーティングを自由に変更できるのも、Reasonゆずり。ラックの背面を表示させれば、実際にケーブルの抜き差しができるので、複雑な処理も柔軟に対応できる。
シンセ、サンプラー、ボコーダー、ドラムマシンを搭載したReasonをいっしょに使う場合は、なんの設定もなしにReasonがRecordに統合されるのも大きなポイント。ほかのDAWといっしょに使いたい場合には、ReWireによるリアルタイムなオーディオ信号の受け渡し機能が活躍してくれる。
Recordはすでにオープンベータ版の提供が開始されており、すでにその実力を試しているユーザーも多いはず。待望の製品版の登場は9月9日と間近に迫っている。
用意されるパッケージは3種類。Reasonユーザー向けと、Recordのみの新規購入用、そしてRecordとReasonのセットがラインナップされる。Reasonユーザー向けのパッケージは、Reason 1.0~3.0ユーザーのためのバージョン4へのアップグレード・ライセンスも含まれる。価格は16,800円だが、9月8日までの先行予約価格として15,000円が設定される。また、2009年5月11日~9月8日の期間に「Reason 4」を購入したユーザーは、さらに5,000円OFFで購入が可能だ(詳細は以下のURLを参照)。エムアイセブンジャパンの先行予約専用ストアでは、いまなら送料・手数料がサービスとなっている。気になる方はお早めに。
◆Record
※新規にRecordを購入する人のためのパッケージ
価格:29,800円
発売日:2009年9月9日
◆Record for Reason owners
※Reasonユーザーのための優待パッケージ
価格:16,800円(9月8日までの先行予約価格:15,000円)
発売日:2009年9月9日
◆Record Reason Duo
※RecordとReasonをセットで購入する人のためのパッケージ
価格:54,800円
発売日:2009年9月9日
◆エムアイセブンジャパン
◆Record製品紹介ページ
◆Record先行予約専用ストア
「Record」は「ミュージシャンのためのレコーディングソフト」をうたったPropellerhead久々のビッグタイトル。Line 6 PODラックの搭載やSSLコンソールの再現、録音後の柔軟なテンポ変更などで注目を集めている。8月8日よりオンライン先行予約サイトがオープン。同社のReasonユーザーには先行予約特別価格が設定された優待パッケージを用意。同パッケージには、Reason 1.0~3.0ユーザーにはバージョン4へのアップグレードライセンスが含まれる。
「Record」については、5月14日付けのニュースでお伝えしたとおり、ハードウェアを操作する感覚で利用できるわかりやすいユーザーインターフェイスが特徴のレコーディングソフト。ミュージシャンの視点に立って開発されており、録音待機状態のトラックがすぐに作成でき、アイディアが浮かんでから実際のレコーディングまでのステップを最短にすることが可能だ。画面の操作はより少なく、音楽にかける時間をより多く、というポリシーは一度レコーディング作業を試してみればすぐに実感できるはず。
画面はシーケンサー、ラック、ミキサーの3パートで管理される。パッと見はごちゃごちゃした印象だが、1キーでそれぞれのパートだけを表示することができる。また、シーケンサーでトラックを編集中に、トラックの出力対象となるラックのデバイス、ミキサーのチャンネルを瞬時に呼び出すことも可能。各パートの行き来も非常にスムーズに行える。
レコーディングでは、Comp(差し替えエディター)が便利。何度か録音を重ねたテイクから使える部分を選んで、それ以外の部分を消すという作業が非常に楽に行える。また、タイムストレッチも驚くほど簡単だ。演奏を録音したあとでも、自由に、そして簡単にテンポが変えられる。むずかしいフレーズならテンポを落として録音後、テンポを元に戻せばいい。音質が気になるところだが、劣化はほとんど感じられない。
ラックで使用できるデバイスも魅力的だ。最大の注目デバイスはやはりLine 6のギター/ベース用アンプ&キャビネットシミュレーター「POD」だろう。アンプ、キャビネットともにギター3種類、ベース2種類が用意される。録音は素の状態で行われるので、録音後にアンプやキャビネットセッティング変更も自由に行える。ちなみにRecordにはチューナーも内蔵されているので、録音前のチューニングもばっちりだ。
レコーディングした楽曲のアレンジにはマルチ音源デバイスの「ID8」が活躍する。使い勝手のよいピアノやドラム、ベース、ストリングスなどの幅広いサウンドが収録されており、オートメーション対応のシーケンサーによるデータ入力で多彩な表現が可能になっている。
ミキサーは最も有名なアナログ・レコーディング・コンソールSSL 9000Kを忠実に再現。すべてのチャンネルにダイナミクス、EQ、フィルターを搭載しており、使い勝手も音質も抜群。マスタリング用のエフェクトも充実しているので、最終的な音圧の仕上げにも対応可能だ。
これらのラックのデバイスは自動的に結線されるが、ユーザーがルーティングを自由に変更できるのも、Reasonゆずり。ラックの背面を表示させれば、実際にケーブルの抜き差しができるので、複雑な処理も柔軟に対応できる。
シンセ、サンプラー、ボコーダー、ドラムマシンを搭載したReasonをいっしょに使う場合は、なんの設定もなしにReasonがRecordに統合されるのも大きなポイント。ほかのDAWといっしょに使いたい場合には、ReWireによるリアルタイムなオーディオ信号の受け渡し機能が活躍してくれる。
Recordはすでにオープンベータ版の提供が開始されており、すでにその実力を試しているユーザーも多いはず。待望の製品版の登場は9月9日と間近に迫っている。
用意されるパッケージは3種類。Reasonユーザー向けと、Recordのみの新規購入用、そしてRecordとReasonのセットがラインナップされる。Reasonユーザー向けのパッケージは、Reason 1.0~3.0ユーザーのためのバージョン4へのアップグレード・ライセンスも含まれる。価格は16,800円だが、9月8日までの先行予約価格として15,000円が設定される。また、2009年5月11日~9月8日の期間に「Reason 4」を購入したユーザーは、さらに5,000円OFFで購入が可能だ(詳細は以下のURLを参照)。エムアイセブンジャパンの先行予約専用ストアでは、いまなら送料・手数料がサービスとなっている。気になる方はお早めに。
◆Record
※新規にRecordを購入する人のためのパッケージ
価格:29,800円
発売日:2009年9月9日
◆Record for Reason owners
※Reasonユーザーのための優待パッケージ
価格:16,800円(9月8日までの先行予約価格:15,000円)
発売日:2009年9月9日
◆Record Reason Duo
※RecordとReasonをセットで購入する人のためのパッケージ
価格:54,800円
発売日:2009年9月9日
◆エムアイセブンジャパン
◆Record製品紹介ページ
◆Record先行予約専用ストア
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