“歌っている人を教えて”MASH「僕がいた」への質問が殺到

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MASHが6月10日にリリースしたシングル「僕がいた」に異例の反応が起こっている。歌詞のフレーズを検索・質問する人が急増しているのだ。

◆「僕がいた」のセルフライナーノーツと収録アルバム『ボロボロのスニーカーとFREEDOM』のCD情報

愛知県出身・在住のHIPHOPアーティストMASH。2006年のソロデビュー以来シングル「稲穂」など、リスナーの心を打つリリックと歌声で、じわじわと話題になっていった。「僕がいた」は、発表当初、地元FM局での楽曲オンエアが中心だったが、人気音楽番組『流派 -R』の6月度パワープッシュ"KILLER TUNE"として全国に楽曲が紹介されだすと、次第に有線放送への問い合わせやリクエストが増加。現在までに6週連続で有線リクエストチャートのTOP30内を維持している。

とはいえ、まだまだアーティスト、楽曲の認知度が低いのは確か。というわけで、PCやケータイの楽曲検索サイトや質問サイトなどで冒頭のような現象が起きているのだ。

<夜空を尋ねていた無数の星が照らした星座>、<ひるんだらダメ ひるんでも良いんだよ僕らは人間 スーパーマンじゃない>、<名も無い日々には名前をつけよう 月、火、 水、木、金、土、日曜 僕は人生に意味を探すよ>

質問サイトでは、上記のような「僕がいた」の印象的なリリックの断片に関する問い合わせや書き込みが、“初めて聴いた時、周りに人がいるにも関わらず泣いてしまいました”、“すべてが煮詰まり、落ち込んでいたとき、勇気をもらえました。”などのコメントとともに、日増しに増加している。ちなみに、<僕らは人間 スーパーマンじゃない>というフレーズでGoogle検索を行なうと、約64300件がヒット。もちろんこれらすべてが質問というわけではないが、それでも各種質問サイトへの投稿が数多く検索結果に表示されている。

過去には口コミが口コミを呼んで、そこからブレイクしたアーティストも多かった。しかしMASHの場合は、口コミとは少し異なり、検索サイトを通じた"検索コミ"や質問サイトを通じた“質問コミ”。しかし、ワールドワイドに広がるWebの力によって、MASHの「僕がいた」への注目度が高まっているのは確かだ。


◆耳にしたら質問したくなるMASH「僕がいた」のPV(YouTube)
◆iTunes Store MASH(※iTunesが開きます)
◆MASH オフィシャルサイト
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