RIP SLYME、日本武道館で千秋楽
◆リップスライム、日本武道館で千秋楽 ~写真編~
今回のツアーは、ホーンセクションも入った大掛かりなバンドセット。オープニングでPESが「パーティー・ピーポー、盛り上がって行きましょう!」と叫ぶと、途端に満員の日本武道館がダンス。「Good Day」「太陽とビキニ」「love&hate」「楽園ベイベー」と夏らしい曲で会場は一気に熱を帯び、RYO-Zも「皆既日食にも行かずライヴに来てくれてありがとう」とタイムリーな話題で会場を沸かせた。
この日のライヴには千秋楽に相応しいサプライズも用意。「Tales」「STAIRS」でしっとり聞かせた後に、RYO-Zから「本公演で初披露のチューンをやります。お酒なチューン!20歳以上の方は今日飲みたくなるよ」と「Here comes the hero」が始まると、コーラス前にまたRYO-Zから「ここらでヤバいゲスト」と、アルバムで彼らとコラボレートしているトータス松本を呼び込んだ。会場は更に大盛り上がりだ。
トータス松本は、ステージを端から端まで使い、観客を盛り上げるだけ盛り上げて潔く退場。その大物っぷりに、リップスライムのメンバーも思わず「嵐のように来て、嵐のように去って行ったね。でも武道館に値するゲストだったね」とコメント。
アンコールでは、RYO-Zがキーボード、ILUMARIとPESがギター、SUがベース、そしてFUMIYAがドラムを演奏し「ラ・バンバ」を熱唱。ツアーが始まった当初に比べ、それぞれの演奏も上達したのだという。
そんなファン・サービスたっぷりのリップスライムらしいエピソードがもうひとつ。彼らのオフィシャルサイトから届いたコメント“FUN FAIRのツアーで出会った人と結婚する事になりました。武道館に2人で行きます”という書き込みがあったことを、PESがステージ上から紹介。このカップルに手を挙げてもらったところ、彼らは日本武道館に集まった多くの人々から祝福を受ける事となった。まさに一生忘れることのできない、思い出となったことだろう。
グリーン・エネルギーを使用して行なわれた<RIP!SLYME!LIVE!ON!“JOURNEY”!TOUR!2009>。ファンにも地球にも優しいリップスライムのファイナル公演は、とびっきりの笑顔のままエンディングを迎えた。
<RIP!SLYME!LIVE!ON!“JOURNEY”!TOUR!2009>
7月22日(水)@日本武道館
・Good Day
・太陽とビキニ
・love&hate
・楽園ベイベー
・ヒッチハイクガール
・Rock It!
・Do it!
・Watch out! (ゲスト:Junglist Youth)
・Rock'n Roll Radio
・Beauty Focus
・One
・黄昏サラウンド
・JOURNEY
・Tales
・STAIRS
・Here comes the hero(ゲスト:トータス松本)
・HOTTER THAN JULY
・メドレー(雑念エンタテインメント、STEPPER'S DELIGHT、BLUE BE-BOP、GALAXY)
・FUNKASTIC
・SPLASH
・JOINT
・熱帯夜・
encore
・ラ・バンバ
・Good Day remix
・Wonderful
encore 2
・マタ逢ウ日マデ (BAND Ver.)
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