鬼束ちひろ、墨画とコラボした新曲「陽炎」で日本の美を表現

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7月22日にニュー・シングル「帰り路をなくして」をリリースした鬼束ちひろが、2009年に入り早くも3作目となるシングルを9月2日にリリースすることを発表した。17枚目となるシングルのタイトルは「陽炎」。<貴方がいなければ ただそれが全てだと>といった赤裸々なフレーズが胸に迫る、哀歌だという。

ジャケットは、“平成の浮世絵師”と呼ばれ、遊郭の遊女など、妖艶女性像を描いた美麗な墨画集『天妖』などで海外からも高い評価を得ている絵師・東學氏の墨画による書き下ろし。鬼束本人が東學氏の墨画に感銘を受け、実際に展覧会場に赴いてオファーしたところ、“東學、鬼束ちひろを描く”という夢のコラボレートが実現した。

魅惑的な視線がクローズアップされたジャケットは、中面見開きで、“歌姫 vs 絵師”の華麗なコラボレートの全貌が明らかにされる仕様となっており、各界からの注目を集めそうだ。

引き続き坂本昌之氏がプロデューサーを務めている新曲「陽炎」は、四季の情景が折りこまれた叙情的な歌詞の世界感と相まって、日本の美を感じさせる作品に仕上がっているとのこと。鬼束ちひろが歌で描く、日本の美に期待だ。

「陽炎」
UMCK-5251 ¥1,000(tax in)
2009年9月2日発売
[収録曲]
1.陽炎
2.愛の台詞

◆鬼束ちひろ オフィシャルサイト
◆鬼束ちひろ ユニバーサルミュージック公式サイト
◆iTunes Store 鬼束ちひろ(※iTunesが開きます)
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