鈴木祥子、インストアライヴ開催

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2009年7月15日に発売された、鈴木祥子自身の映画『無言歌~romances sans paroles~』のサントラ盤『romances sans paroles~bande originale du film~』。「I'LL GET WHAT I WANT(超・強気な女)」から始まり、「風に折れない花」や「水の冠」「忘却」、そしてカヴァー曲である「ブラウン管の告白」などのライヴ音源も満載な1枚だ。そのアルバム発売を記念して、渋谷と新宿のタワーレコードでインストアライヴが行なわれた。

私は19日のタワーレコード渋谷店のインストアライヴに出かけた。そして、発売と同時に購入しサイン会参加券もGET。

7月19日(日)14時少し前。タワーレコード渋谷店5Fのイベントスペースには、多くの人が集まっていた。通常のイベントの際には、椅子が用意されるそうだが、今日は人が多いので、スタンディングで開催しますとアナウンス。彼女の人気を感じる。ステージには、ウォーリッツァーが彼女の出番を待っている。

14時、定刻通りにインストアイベントは始まった。黒のレース使いの身体にフィットしたワンピース。アクセントにチロリアンテープのような柄が入っている。左手だけに赤いマニキュア。そして、右手には水晶のブレス。

ライヴスタート。集まってくださってありがとうございますというお礼と、何曲が聴いていってくださいとコメント。1曲目は、映画「無言歌~Romances sans paroles~」の主題歌の「I'LL GET WHAT I WANT(超・強気な女)」。そして2曲目は、京都で録音をした映画の挿入歌「DO YOU STILL REMEMBER ME?」。そして昨日も彼女は京都に行っていたと。

続く3曲目はマイケル・ジャクソン追悼の意味を込めて、アルバム「Thriller」から彼女の大好きな曲「Human Nature」をカヴァー。この曲については、7月11日のレコプレの際にも話題になった。「マイコー(彼女はマイケル・ジャクソンのことをこう呼ぶ)の曲をカヴァーするのは初めて。そして、亡くなってから、時が経つにつれてすごい人だったんだと思うようになった」とコメント。

そして、4曲目はアルバムの曲に戻り「TRIBUTE TO 和泉式部」。和泉式部は、京都に住んでいた人。自分自身も京都に住んだことで、親近感というか尊敬をしている人とコメント。和泉式部の和歌を歌詞に入れて作ってみましたとも。

ラストは、ジェームス・テイラーのカヴァー曲。近所のCDショップで彼のCDを見つけ、久しぶりに聴いたら感銘を受けたと。そしてアルバム「In the Pocket」からシャワーのように愛を降り注ごうという意味の「Shower the People」を。

アルバムの曲だけでなく、カヴァー曲も聴けたインストアライヴ。思い出してみると彼女がカヴァーすることで好きになったアーティストは多い。今回も素敵な曲を教えてもらった。

ライヴ終了後は、すぐにサイン会。長蛇の列ができるなか、3番目にサインをもらい、握手をさせてもらった。彼女のインストアライヴ、何度足を運んだのだろう? こうやって近くで、サインをしてもらって、少しだけ言葉を交わす。そんな時間はとても貴重だ。

映画の公開も近づいた。まだ、しばらく彼女の世界に浸って暮らす日々が続きそうだ。

<無言歌~Romances sans paroles~プレミア>
2009年7月20日(月・祝)
@渋谷UPLINK FACTORY

<鈴木祥子ドキュメンタリー・フィルム“無言歌~romances sans paroles~”>
2009年7月25日~8月7日レイトショー公開
@渋谷UPLINK X

<鈴木祥子 with Special Guest 今剛>
2009年9月5日(土)
@Billboard Live TOKYO
1stステージ開場 17:00/開演 18:00
2ndステージ開場 20:00/開演 21:00
◆チケット詳細&購入ページ


◆「無言歌~Romances sans paroles~」公式ブログ
◆鈴木祥子オフィシャルサイト

[寄稿] 伊藤 緑:http://www.midoriito.jp/
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