BUCK-TICK、深みを増す耽美な世界
2009年2月にリリースされたアルバム『memento mori』を引っさげて行なわれたBUCK-TICKの全国ツアーが、7月2日(金)東京都NHKホールで終了した。
4月3日埼玉県川口リリアホールから開始された<BUCK-TICK TOUR2009 memento mori>。約3ヵ月間かけて全国を駆け回り、全25公演が行なわれた。
◆BUCK-TICK、深みを増す耽美な世界 ~写真編~
ライヴを重ねるごとに深みを増すステージは見る者を圧倒する。デビュー20年を超えるバンドが、過去数え切れないほどのライヴを経験し、今や毎回のライヴがBUCK-TICKの集大成ともいえそうだ。なかでもツアー最終日となれば、否応無しに期待感は高まってしまう。
定刻より約10分遅れライブはスタート。観る者を煽るようなSEがながれ、各メンバーがステージに登場。ボーカル櫻井敦司の姿だけが見えない。変わりにステージセンターには怪しげな球体が表れ、同時に幻想的な映像が球体に映し出される。
ライブ1曲目となる「真っ赤な夜」のイントロギターがかき鳴らされ、櫻井の歌声が響き渡る。それでも櫻井は現れない…かと思っていると、球体が破裂し中から櫻井の姿が。イリュージョンのようなオープニングは会場のオーディエンスを驚愕させた。
1曲目から一気に会場はヒートアップ。
ライヴ冒頭で櫻井敦司から、「ようこそ、よく来て下さいました。本当に今日はありがとうございます。ツアー今日で終わりなんですけど、皆さん最後まで楽しんで下さい。今日はどうぞ宜しくお願い致します。」と投げかけられ、それに呼応するかのように観客とバンドの一体感が一気に深まる。アルバム『memento mori』で見せた疾走感溢れた耽美な世界が、ステージの厳かなステージセットで表現されている。
アッパーな「真っ赤な夜」や「Jonathan Jet-Coaster」、南国リズムを取り入れた異色作「memento mori」、儚く繊細な「Message」、今井寿のボーカルが印象的な「Les Enfants Terribles」や「スズメバチ」。どれをとってもアルバム以上に、彼らの世界観が手に取るように伝わった。
本編ラストを飾ったヒットシングル「HEAVEN」では、ビデオクリップを連想させるかのような壮大な映像と共に曲は進んでいく。冒頭の「真っ赤な夜」から最後の「HEAVEN」まで時間にして約1時間30分。まるでひとつの作品を時間をかけてじっくりと見ているようなだった。約3ヶ月間続いたこのツアーは完成形を向かえ無事に終了した。
そんなBUCK-TICKは、ツアーの興奮も冷めない9月よりツアーを再開する。<BUCK-TICK Tour memento mori -REBIRTH->と銘打たれたタイトルから察すると、アルバム『memento mori』の世界は未だ完成には到達していなかったのか?などと想像してしまう。
<BUCK-TICK TOUR2009 memento mori>
2009年7月2日(木)@NHKホール
1.真っ赤な夜
2.Les Enfants Terribles
3.Baby,I want you.
4.MOTEL 13
5.アンブレラ
6.勝手にしやがれ
7.Message
8.Memento mori
9.Jonathan Jet-Coaster
10.Coyote
11.謝肉祭-カーニバル-
12.Lullaby-III
13.天使は誰だ
14.スズメバチ
15.セレナーデ -愛しのアンブレラ
16.HEAVEN
ENCORE.1
1.絶界
2.悪の華
3.夢魔-The Nightmare
ENCORE.2
1.GALAXY
2NATIONAL MEDIA BOYS
3.LOVE ME
<イナズマロック フェス 2009>
2009年9月20日(日)
@滋賀県草津市 烏丸半島芝生広場 (滋賀県琵琶湖博物館西隣 多目的広場)
開場 / 開演 : 13:00 / 15:00
<BUCK-TICK Tour memento mori -REBIRTH->
2009年9月12日(土) 神奈川横浜BLITZ
2009年9月16日(水) 東京赤坂BLITZ
2009年9月17日(木) 東京赤坂BLITZ
2009年9月25日(金) 広島CLUB QUATTRO
2009年9月27日(日) 高知BAY5 SQUARE
2009年9月29日(火) 福岡DRUM LOGOS
2009年10月03日(土) 名古屋Zepp Nagoya
2009年10月04日(日) 京都KBSホール
2009年10月11日(日) 東京Zepp Tokyo
2009年10月16日(金) 札幌ファクトリーホール
2009年10月18日(日) 仙台Zepp Sendai
2009年10月20日(火) 新潟LOTS
2009年10月24日(土) 大阪Zepp Osaka
2009年10月31日(土) 沖縄NAMURA HALL
◆BUCK-TICKオフィシャルサイト
◆BUCK-TICK レーベルサイト
4月3日埼玉県川口リリアホールから開始された<BUCK-TICK TOUR2009 memento mori>。約3ヵ月間かけて全国を駆け回り、全25公演が行なわれた。
◆BUCK-TICK、深みを増す耽美な世界 ~写真編~
定刻より約10分遅れライブはスタート。観る者を煽るようなSEがながれ、各メンバーがステージに登場。ボーカル櫻井敦司の姿だけが見えない。変わりにステージセンターには怪しげな球体が表れ、同時に幻想的な映像が球体に映し出される。
ライブ1曲目となる「真っ赤な夜」のイントロギターがかき鳴らされ、櫻井の歌声が響き渡る。それでも櫻井は現れない…かと思っていると、球体が破裂し中から櫻井の姿が。イリュージョンのようなオープニングは会場のオーディエンスを驚愕させた。
1曲目から一気に会場はヒートアップ。
ライヴ冒頭で櫻井敦司から、「ようこそ、よく来て下さいました。本当に今日はありがとうございます。ツアー今日で終わりなんですけど、皆さん最後まで楽しんで下さい。今日はどうぞ宜しくお願い致します。」と投げかけられ、それに呼応するかのように観客とバンドの一体感が一気に深まる。アルバム『memento mori』で見せた疾走感溢れた耽美な世界が、ステージの厳かなステージセットで表現されている。
アッパーな「真っ赤な夜」や「Jonathan Jet-Coaster」、南国リズムを取り入れた異色作「memento mori」、儚く繊細な「Message」、今井寿のボーカルが印象的な「Les Enfants Terribles」や「スズメバチ」。どれをとってもアルバム以上に、彼らの世界観が手に取るように伝わった。
本編ラストを飾ったヒットシングル「HEAVEN」では、ビデオクリップを連想させるかのような壮大な映像と共に曲は進んでいく。冒頭の「真っ赤な夜」から最後の「HEAVEN」まで時間にして約1時間30分。まるでひとつの作品を時間をかけてじっくりと見ているようなだった。約3ヶ月間続いたこのツアーは完成形を向かえ無事に終了した。
そんなBUCK-TICKは、ツアーの興奮も冷めない9月よりツアーを再開する。<BUCK-TICK Tour memento mori -REBIRTH->と銘打たれたタイトルから察すると、アルバム『memento mori』の世界は未だ完成には到達していなかったのか?などと想像してしまう。
<BUCK-TICK TOUR2009 memento mori>
2009年7月2日(木)@NHKホール
1.真っ赤な夜
2.Les Enfants Terribles
3.Baby,I want you.
4.MOTEL 13
5.アンブレラ
6.勝手にしやがれ
7.Message
8.Memento mori
9.Jonathan Jet-Coaster
10.Coyote
11.謝肉祭-カーニバル-
12.Lullaby-III
13.天使は誰だ
14.スズメバチ
15.セレナーデ -愛しのアンブレラ
16.HEAVEN
ENCORE.1
1.絶界
2.悪の華
3.夢魔-The Nightmare
ENCORE.2
1.GALAXY
2NATIONAL MEDIA BOYS
3.LOVE ME
<イナズマロック フェス 2009>
2009年9月20日(日)
@滋賀県草津市 烏丸半島芝生広場 (滋賀県琵琶湖博物館西隣 多目的広場)
開場 / 開演 : 13:00 / 15:00
<BUCK-TICK Tour memento mori -REBIRTH->
2009年9月12日(土) 神奈川横浜BLITZ
2009年9月16日(水) 東京赤坂BLITZ
2009年9月17日(木) 東京赤坂BLITZ
2009年9月25日(金) 広島CLUB QUATTRO
2009年9月27日(日) 高知BAY5 SQUARE
2009年9月29日(火) 福岡DRUM LOGOS
2009年10月03日(土) 名古屋Zepp Nagoya
2009年10月04日(日) 京都KBSホール
2009年10月11日(日) 東京Zepp Tokyo
2009年10月16日(金) 札幌ファクトリーホール
2009年10月18日(日) 仙台Zepp Sendai
2009年10月20日(火) 新潟LOTS
2009年10月24日(土) 大阪Zepp Osaka
2009年10月31日(土) 沖縄NAMURA HALL
◆BUCK-TICKオフィシャルサイト
◆BUCK-TICK レーベルサイト
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