SA.RI.NA、アルバムリリース前に注目度急上昇
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CD『絆 -キズナ-』の6月17日発売に先駆け、先行配信を開始したのが6月3日だが、いきなり6/3・6/4デイリーランキングでレコチョククラブうたサイト1位を連取、新人の1枚目の作品としては極めて異例なアクションを見せているのだ。
さらにiTunesでも、reggaeジャンルのtopアルバムランキング1位を獲得、総合においても7位という異例のランクインとなり、邦楽アーティストアルバムとしては事実上1位となった。
実はSA.RI.NAの作品が注目を浴びていたのは今に始まったことではない。17歳からステージに立っているSA.RI.NAが歌うテーマは、“家族・絆・命の尊さ”だ。自身のボランティア経験と大病を患った経験から、彼女の歌はそこに帰結するようになった。難病をかかえるこどもたちとその家族が滞在する施設へ出向き、マイクもない小さなステージで子供たちと一緒に歌をうたうというボランティア活動も続けてきた彼女。
2006年には、既にノンプロモーションにもかかわらず代表曲「Dear children」は、YAMAHA配信サイト「メロディックラバー」ではコンスタントに1位を獲得し続け、殿堂入り泣きソングとして2008年年間アワードにも入賞するという実績を残しているアーティストだ。
レゲエをベースにSA.RI.NAが発信する曲の力は徐々に広がりを見せ、ベビー用品最大手メーカーがタイアップに協力。子供を育てる世帯の約28%がひとり親家庭という現在(平成17年度国勢調査調べ)の情勢に訴えかけるように、シングルマザーの娘であるSA.RI.NAは、誰も歌にしたことのないテーマをストレートに書き上げた。そこから「シングルマザー」という曲も生まれた。
まさしく満を持して、完成となったフルアルバム『絆 -キズナ-』。心からの叫び、飾らない言葉、伝えたい愛の形が結集したSA.RI.NAに触れてみれば、きっとあなたの心も共振し始めることだろう。
◆iTunes Store SA.RI.NA(※iTunesが開きます)