フラリーパッド、『フラリー・トロリー・ツアー』で脳内旅行に出かけませんか?

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爽やかなウクレレ・サウンドとエッジの効いたアコースティック・ギター・サウンドで夏の訪れを感じさせるアルバム『フラリー・トロリー・ツアー』が5月20日に登場した。フラリーパッドのセカンドアルバムである。

フラリーパッドは、日本はもとより世界でも意外と少ないウクレレ&アコギという組み合わせのインスト・デュオだ。もともと幼馴染であるウクレレ:前田大輔とアコースティックギター:清水英之は、13歳でエレキギターを始め、ハード・ロックやフュージョンなど様々な音楽に親しんでいたエレキ・ギター小僧だった。音楽学校でたまたまウクレレと出会った前田大輔とアコースティック・ギターを始めた清水英之が久しぶりに再会し、2005年にフラリーパッドを結成。地元京都を中心にした活動が、噂が噂をよび2008年のメジャー・デビューに至った。



すでにアルバムから先行してSK-IIのTVCM曲「オーシャン」、GReeeeNのカヴァー「キセキ」、Mr.Childrenのカヴァー「花の匂い」のPVがsoundtown youtubeをはじめとする各動画サイトで公開されており、話題となっていたところ。

これらのPVを制作したのは今作のアートワークを全てデザインしたKUROKI YUTAKA氏。彼が描いたアルバムのアートワークは、フラリー・トロリーバスが海までの道のりを旅する様を描いた1枚の一続きの絵になっており、PVもその世界観をそのまま、本人たちの映像とイラストで合成したとてもファンシーでかわいい内容になっている。

近日中にはEMIミュージック特設サイトにて、このPVのユニークな撮影風景もアップされるようだ。

また、『フラリー・トロリー・ツアー』から楽曲「スタートポイント」が夏のイメージにあう楽曲として、6月上旬から全国数千の郵便局でOAされることも決定しており、彼らの爽やかなサウンドが日本中の隅々まで響き渡ることになる。ウクレレといえば、ハワイアンやフラのイメージが強い楽器だが、幅広い音楽を吸収してきたフラリーパッドの音楽には、そういった画一的なイメージは一切なく、音楽の垣根を意識させない、自然に飛び込んでくる音楽の深い包容力を持ち合わせている。

海に向けてトロリーバスに乗って旅をしているかのような気分にさせてくれるフラリーパッドの『フラリー・トロリー・ツアー』、金欠&新型インフルエンザのご時勢でも、この作品のおかげで脳内旅行に旅立つことが出来そう…です。

◆EMIミュージック特設サイト
◆フラリーパッド・オフィシャルサイト
◆フラリーパッド・マイスペース
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