ベイビー・シャンブルズの押収された楽器、チャリティへ

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2005年夏、ロンドン/イズリントンのパブで押収されたベイビー・シャンブルズの楽器が、返却を求められなかったため、チャリティ団体へ寄付されることが明らかになった。楽器は真夜中過ぎ、近所の住民から苦情により掛けつけた自治体によって押収されていた。

イズリントン市議会の公衆保護課の課長補佐は、楽器を持ち去った理由を「我々の最優先事項である、住民への迷惑行為を止める唯一の方法だった」とBBCに説明している。ギター2本、ベース1本、スピーカー、アンプ、メロディカ(鍵盤ハーモニカ)、ハーモニカなどが押収されたそうだ。

しかしその後、バンド側から返還要請がなく、今週、地元の若者のための音楽チャリティ団体EC1 Music Projectに寄付されることが決まったという。また、元ギタリストのパトリック・ウォールデンは、ギターを返してもらう代わりに同チャリティでワークショップを開くことに同意したそうだ。ウォールデンはプロジェクトに関与することを「嬉しく思っている」「すごくポジティヴな環境で、若い子たちと作業するのを楽しみにしている」と話している。

そのほかのメンバーがなぜ楽器の返還を求めていないのかは不明。

Ako Suzuki, London
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