豪華アーティストとの夢コラボ! May J. 2ndアルバム『FAMILY』大特集
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May J.:リリースのずいぶん前からみんながすごい注目してくれて。そういうのは初めてだったので、すごいうれしいです。この曲がリリースされたのは私が10歳の頃。街なかでよく流れていたし、テレビでもビデオクリップが流れていたのをよく覚えています。それを1年前くらいに久々に聴いたんですね。「あ、この曲懐かしい。カヴァーしたい!」と思ったんです。もともと、前のアルバムでKjさんに1曲プロデュースしていただいて、そのつながりもあって、「この曲、やるしかないな」という運命を感じたというか。Sugar Soulさんがうちの事務所の先輩だったので、そこでも運命を感じましたね。今回は移籍第一弾アルバムでベースに戻ったMay J.を見せたいし、再出発という意味もあって、この時期にぴったりのカヴァーになったと思います。
May J.:DJ KAORIさんは、ライヴやイベントでよく一緒になっていて、Hi-Dさんのアルバムでも一緒にやったことがあったので、ぜひ私のアルバムでも1曲やってほしいということで。ちょうど1年前に彼女に、「この曲をカヴァーしたいんだけど、どんなビートにしたらいいかな」という話をしたら、彼女が「May J.にはYOUNG&FRESHなイメージがあるから、元気が出るようなアッパーな感じがいい」と言ってくれて。だから、テンポとキーを上げて、元気の良さがフィーチャされていると思います。もともとはKjさんのラップだけだったんですが、もっと大勢にしたいと思ったんですね。元気な感じだから、たくさんいたほうがもっと伝わるかなと思って。それでDiggy-MO'さんにお願いしました。彼の独特なフロウで、私の作品に参加してほしいと思ってたんです。クレンチ&ブリスタもすごくパワフルで元気をくれるから、この組み合せがいいなと思いました。レコーディングはとても楽しかったです。
May J.:あまりないですよね。以前同じレーベルにいて、彼も帰国子女で英語がしゃべれるので親近感があって。キマグレンと同じように、彼もお兄ちゃんみたいな存在です。以前のレーベルにいた時の私は強いイメージだったので、「May J.の柔らかい部分や女の子らしいところをもっと見せたら?」と言ってくれて、そういう部分を想像しながら書いてもらいました。
May J.:「家族」というと血がつながった家族というイメージがありますが、「ファミリー」と言うと、友達やいつも一緒にいる人たちみんなのことだと思うんです。今回の大勢のフィーチャリング・アーティストやプロデューサーの方がMay J.の作品の中で一緒になれて、ファミリーの大切さをすごい感じたんです。それが伝わってくれればいいかなと思って、このタイトルをつけました。それと、実は4曲目「FAMILY」と9曲目「Unity」は自分の部屋でピアノを弾いて録ったものなんですが、父がエンジニアとして参加してくれてるんです。だから、本当の家族が参加してくれているという意味もあります。
May J.:わかりやすい英語で、世界に向けての自分なりのメッセージを入れているので、この2曲がアルバムをもっとわかりやすくするためのエッセンスになっていると思います。「Love,Passion,Music」はとても好きな言葉で、この三つが世界中のみんなが団結するキーワードになるんじゃないかと思うので。いつかみんなが一つの大きなファミリーになれたらいいなと思うし、「May J.の音楽でみんな一つになってほしい」という願いも込めています。
取材・文●赤木まみ
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