“もはや夢物語”浜崎あゆみのカウントダウン・ライヴがDVD化
浜崎あゆみが2008年末に開催したカウントダウン・ライヴ<PREMIUM COUNTDOWN LIVE 2008-2009 A>が、DVD『ayumi hamasaki PREMIUM COUNTDOWN LIVE 2008-2009 A』として5月13日、映像作品化される。
◆DVDダイジェスト映像やライヴフォトほか、浜崎あゆみ大特集
年越しライヴとしてもはや恒例となっている浜崎あゆみのカウントダウン・ライヴ。2008年がデビュー10周年イヤーだったこともあり、その締めくくりとしての2008年末は、<PREMIUM COUNTDOWN LIVE>と銘打って、これまでにない3時間半というボリュームで開催された。ライヴでは、当時の最新シングル「Days / GREEN」(2008年12月17日リリース)はもちろん、「UNITE!」や「Trauma」「Boys & Girls」といった定番曲、カウントダウン・ライヴ直前まで行なわれていたツアー<ASIA TOUR 2008 ~10th Anniversary~>でも披露された前シングル「Mirrorcle World」(2008年4月8日リリース)や「SURREAL~evolution~SURREAL」のメドレー、1stアルバム『A Song for ××』(1999年1月1日リリース)に収録されている「POWDER SNOW」「SIGNAL」「Hana」といった懐かしい楽曲、さらに、アルバム『Duty』に収録され、ファンの間で絶大な人気を誇る「SCAR」、これまでライヴでは披露されたことのなかった「Will」「HOPE or PAIN」「In The Corner」、そして「For My Dear...」(4thシングルでありながらこの曲もまたライヴで披露されていない)といった、まさにファンの声に応えるような楽曲が次々に飛び出した。
楽曲構成だけをみても、TeamAyuのメンバーや熱烈なayuファンから、ayuの作品を何曲かは持っているという人、なんとなくayuに興味があるという人まで、すべての人に浜崎あゆみの魅力を伝えることができる、まさしく10th Anniversaryにふさわしい内容だったといえるだろう。
ところで、国内アーティストの中でも、間違いなく最大級のスケールと屈指のパフォーマンスを見せてくれるアーティストのひとり、浜崎あゆみだが、彼女のライヴは、いわゆる“ライヴ”ではない。毎回、我々の想像を超越するような趣向が多数凝らされ、ファンの期待を大幅に上回るステージングが展開される。浜崎あゆみとダンサー、キャスト、バンドメンバー、スタッフ、そしてオーディエンスとで作り上げられた空間は、ライヴというよりも、たとえるなら一夜の夢。夢物語だ。
今回DVD化されたカウントダウン・ライヴにも同じことが言える。新年を意識した獅子舞のパフォーマンスの中、深紅(もしくは平安時代において高貴な色とされた韓紅花)と墨染の振袖姿で浜崎あゆみが姿を現してスタートするライヴ。オリエンタルな楽曲では、花びらが舞い散り、新春を祝う龍が代々木の空間を泳ぐ。音の壁に圧倒されるロックチューンでは、ひたすらタフに。歌に込めた感情がオーディエンスにストレートにぶつけられる。そうかと思えば、とっておきの笑顔でキュートにコミカルに恋心を表現したり、さらにダンサーとの息の合ったパフォーマンスでは、勇ましく、怪しく、華やかに、セクシーに、クールに。曲ごとに周りの空気すら変えながら、曲を通して実にさまざまなドラマを鮮明なヴィジョンとして映し出し、魅了、そして感動させてくれる。
一方、浜崎あゆみのライヴは、オーディエンス参加型のライヴでもある。ライヴ前半が一夜の夢だとすると、後半に向かうにしたがって、明け方近くになり夢が覚めていくように、目の前の情景がリアルなものとして現れる。浜崎あゆみがオーディエンスと一緒に歌い、踊り、笑い、そして語りかけてくる。これでもかというほどにファン参加型のステージが展開され、やっと、目の前に浜崎あゆみがいるという状態を現実だと認識する。魅せられるライヴと参加できるライヴ。浜崎あゆみのライヴは、この2つを極限まで堪能できる。
ちなみに、2009年へのカウントダウンの瞬間は過去のライヴの多くでアンコール最後の曲として歌われてきた「Who...」で迎える。つまり浜崎あゆみは、デビュー10周年を締めくくる2008年最後の1曲としてこの曲を選択し、この曲に、浜崎あゆみ10年の感謝を込めている。
<これからもずっとこの歌声が / あなたに届きますようにと>(浜崎あゆみ 「Who...」より)
さらに<PREMIUM COUNTDOWN LIVE 2008-2009 A>のラストを飾ったのは、ライヴの新定番ラストナンバーとなりつつある「MY ALL」。ここにもまた、涙を浮かべながら熱唱する浜崎あゆみの想いが見て取れることだろう。
<あなたに夢を見せたい / 終わらなくて消えなくて / そんな夢を見て欲しい / それが僕の願いです>(浜崎あゆみ 「MY ALL」より)
映像を観ていて気づくこと。それは、ファンが浜崎あゆみを愛するように、いや、もしかしたらそれ以上に、浜崎あゆみはファンのことを愛しているということ。常に誰よりもファンのことを大切に想っているのは、ほかでもない浜崎あゆみであり、そんなファンのために最高のステージを見せ続ける(しかも今回のカウントダウンライヴの直前、彼女は右手に怪我を負い、緊急手術を受けていたのにも関わらず)。そして彼女がこだわり抜いた作品に共感し、愛し、浜崎あゆみと、彼女とともに歩むことができた時代に感謝するファン。浜崎あゆみの10年は、そんなファンとの愛によって築かれ、そして支え合ってきた10年だったに違いない。
このライヴDVDは、ファンと浜崎あゆみとの絆を確認できる1枚でもある。
◆iTunes Store 浜崎あゆみ(※iTunesが開きます)
◆浜崎あゆみオフィシャルサイト
◆DVDダイジェスト映像やライヴフォトほか、浜崎あゆみ大特集
年越しライヴとしてもはや恒例となっている浜崎あゆみのカウントダウン・ライヴ。2008年がデビュー10周年イヤーだったこともあり、その締めくくりとしての2008年末は、<PREMIUM COUNTDOWN LIVE>と銘打って、これまでにない3時間半というボリュームで開催された。ライヴでは、当時の最新シングル「Days / GREEN」(2008年12月17日リリース)はもちろん、「UNITE!」や「Trauma」「Boys & Girls」といった定番曲、カウントダウン・ライヴ直前まで行なわれていたツアー<ASIA TOUR 2008 ~10th Anniversary~>でも披露された前シングル「Mirrorcle World」(2008年4月8日リリース)や「SURREAL~evolution~SURREAL」のメドレー、1stアルバム『A Song for ××』(1999年1月1日リリース)に収録されている「POWDER SNOW」「SIGNAL」「Hana」といった懐かしい楽曲、さらに、アルバム『Duty』に収録され、ファンの間で絶大な人気を誇る「SCAR」、これまでライヴでは披露されたことのなかった「Will」「HOPE or PAIN」「In The Corner」、そして「For My Dear...」(4thシングルでありながらこの曲もまたライヴで披露されていない)といった、まさにファンの声に応えるような楽曲が次々に飛び出した。
楽曲構成だけをみても、TeamAyuのメンバーや熱烈なayuファンから、ayuの作品を何曲かは持っているという人、なんとなくayuに興味があるという人まで、すべての人に浜崎あゆみの魅力を伝えることができる、まさしく10th Anniversaryにふさわしい内容だったといえるだろう。
ところで、国内アーティストの中でも、間違いなく最大級のスケールと屈指のパフォーマンスを見せてくれるアーティストのひとり、浜崎あゆみだが、彼女のライヴは、いわゆる“ライヴ”ではない。毎回、我々の想像を超越するような趣向が多数凝らされ、ファンの期待を大幅に上回るステージングが展開される。浜崎あゆみとダンサー、キャスト、バンドメンバー、スタッフ、そしてオーディエンスとで作り上げられた空間は、ライヴというよりも、たとえるなら一夜の夢。夢物語だ。
今回DVD化されたカウントダウン・ライヴにも同じことが言える。新年を意識した獅子舞のパフォーマンスの中、深紅(もしくは平安時代において高貴な色とされた韓紅花)と墨染の振袖姿で浜崎あゆみが姿を現してスタートするライヴ。オリエンタルな楽曲では、花びらが舞い散り、新春を祝う龍が代々木の空間を泳ぐ。音の壁に圧倒されるロックチューンでは、ひたすらタフに。歌に込めた感情がオーディエンスにストレートにぶつけられる。そうかと思えば、とっておきの笑顔でキュートにコミカルに恋心を表現したり、さらにダンサーとの息の合ったパフォーマンスでは、勇ましく、怪しく、華やかに、セクシーに、クールに。曲ごとに周りの空気すら変えながら、曲を通して実にさまざまなドラマを鮮明なヴィジョンとして映し出し、魅了、そして感動させてくれる。
一方、浜崎あゆみのライヴは、オーディエンス参加型のライヴでもある。ライヴ前半が一夜の夢だとすると、後半に向かうにしたがって、明け方近くになり夢が覚めていくように、目の前の情景がリアルなものとして現れる。浜崎あゆみがオーディエンスと一緒に歌い、踊り、笑い、そして語りかけてくる。これでもかというほどにファン参加型のステージが展開され、やっと、目の前に浜崎あゆみがいるという状態を現実だと認識する。魅せられるライヴと参加できるライヴ。浜崎あゆみのライヴは、この2つを極限まで堪能できる。
ちなみに、2009年へのカウントダウンの瞬間は過去のライヴの多くでアンコール最後の曲として歌われてきた「Who...」で迎える。つまり浜崎あゆみは、デビュー10周年を締めくくる2008年最後の1曲としてこの曲を選択し、この曲に、浜崎あゆみ10年の感謝を込めている。
<これからもずっとこの歌声が / あなたに届きますようにと>(浜崎あゆみ 「Who...」より)
さらに<PREMIUM COUNTDOWN LIVE 2008-2009 A>のラストを飾ったのは、ライヴの新定番ラストナンバーとなりつつある「MY ALL」。ここにもまた、涙を浮かべながら熱唱する浜崎あゆみの想いが見て取れることだろう。
<あなたに夢を見せたい / 終わらなくて消えなくて / そんな夢を見て欲しい / それが僕の願いです>(浜崎あゆみ 「MY ALL」より)
映像を観ていて気づくこと。それは、ファンが浜崎あゆみを愛するように、いや、もしかしたらそれ以上に、浜崎あゆみはファンのことを愛しているということ。常に誰よりもファンのことを大切に想っているのは、ほかでもない浜崎あゆみであり、そんなファンのために最高のステージを見せ続ける(しかも今回のカウントダウンライヴの直前、彼女は右手に怪我を負い、緊急手術を受けていたのにも関わらず)。そして彼女がこだわり抜いた作品に共感し、愛し、浜崎あゆみと、彼女とともに歩むことができた時代に感謝するファン。浜崎あゆみの10年は、そんなファンとの愛によって築かれ、そして支え合ってきた10年だったに違いない。
このライヴDVDは、ファンと浜崎あゆみとの絆を確認できる1枚でもある。
◆iTunes Store 浜崎あゆみ(※iTunesが開きます)
◆浜崎あゆみオフィシャルサイト
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