UKの大型新人ラ・ルー、ラジオでオンエアしてもらえず

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レディー・ガガに続き、今年UKで大ブレイクするのではないかと期待されている新人エレクトロポップ・ディオ、ラ・ルー。現在UKチャート2位のシングル「In For The Kill」は、今週末発表されるチャートでトップを飾るのでないかとも見られている。

BBCが2009年初め発表した、2009年期待の新人トップ10リスト<Sound Of 2009>で5位に登場。2月に行なわれたNMEアワーズではフランツ・フェルディナンドとパフォーマンスするなど、ブレイク街道まっしぐらのように見えた彼女たちだが、「In For The Kill」は当初、ラジオ局でのウケがよくなかったそうだ。

シンガーのエリー・ジャクソンは、それは彼女の「ロボットのような」甲高い裏声にあるとみている。彼女は『Daily Star』紙にこう話した。「ラジオ1は最初、この曲をかけなかったのよ。高音でちょっと好き嫌いのあるヴォーカルだってことはわかってる。でも、無理してそうしてるんじゃないのよ。わたしはこれで心地よく感じてるんだから」

ラ・ルーのシングル「In For The Kill」は、ロンドン出身のヒップホップ・グループN-Dubzをフィーチャーしたティンチィ・ストライダーの「Number 1」とトップの座を争っているが、エリーは「ジャンルが違うからN-Dubzとティンチーを私たちのライバルとは呼べないけど、彼らが私たちのNo.1を阻止するとしたら、もちろん、気に障るわよ!」と息巻いている。

エイリーとベンからなるラ・ルーは、6月終わりにセルフ・タイトルのデビュー・アルバム『La Roux』をリリース予定。次のシングル「Bulletproof」もキラー・チューンといわれており、今回1位を逃したとしても、エリーはこちらに動向に期待しているそうだ。

Ako Suzuki, London
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