アルバム完成、杉本恭一の先行き不安な(?)連載スタート

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LA-PPISCHのギタリストである杉本恭一。1987年のデビュー以来、ジャンルを飛び越えた楽曲は、カテゴライズを好む日本では異端児的存在であり、今でも色褪せることなく評価されつづけている。1996年のソロデビュー後は、 藤木直人、Yum!Yum!ORANGE、扇愛奈などのプロデュース、PUFFY、九州男などにはギタリストとして参加するなど、精力的に活動の幅を広げている。

ソロアルバムをコンスタントに発売する中、2008年はLA-PPISCHの盟友、上田現が肺がんで他界。生前に残されていた音源を元に、上田現最後の作品となる“主役なき”ソロアルバム『Atlas』の制作に専念。奇跡にも値するその手腕が賞賛を浴び、その存在感を改めて知らしめることとなった。

そんな杉本恭一が、2009年5月20日に満を持して発売するのは、ニュー・アルバム『Electric Graffiti / エレクトリック・グラフィティ』。激動の1年が過ぎ、様々な想いが込められた今作は、杉本恭一ならではのポップでエネルギッシュ、珠玉のメロディーに溢れており、自身が辿ってきた音楽の歴史も振り返ることが出来る充実の1枚となっている。

LA-PPISCHが日本のスカを作ったと言われているにも関わらず、意外にも杉本恭一のソロ作品としては初収録となるスカの曲や、LA-PPISCHの名曲「Blackbird」をセルフカヴァーする等、2年半ぶりとなるリリースはファンにとっても、初めて聴く人にも、必聴アイテムとなるであろう。

BARKSではアルバム発売を記念して、杉本恭一の名物マネージャー「まんぢゅう」さん撮り下ろし、責任編集による連載ムービー“『Electric Graffiti』発売記念<REC虎の穴>”をスタート! 毎週水曜日更新、5月20日のアルバム発売日まで全8回に渡って連載される予定なので、要チェックだ。

◆『Electric Graffiti』発売記念<REC 虎の穴>

連載開始に際し、両氏よりコメントが届いた。

「まうごてヨカアルバムが出来たけん、その創作過程をほんのさわりですが楽しんで下さい。」──杉本恭一
「アルバムの良か良か具合が伝わると嬉しいです。」──まんぢゅう

──アルバムを完成させた現在の感想は?
「2年半も自分の作品を出さなかったという経験無かったんで、ファーストでも作ったかの様に嬉しかった。」

──楽曲たちに込めた想いは?
「是非聞いて感じてはいよ!」

──レコーディングで印象に残ったエピソードは?
「何故かトマトジュースにはまった。」

──<REC虎の穴>の今後の企画の行方
「どげんなるとだろか??」

…まさかノープラン? 先行きが不安である…

第1回目から数回に分けて、レコーディング現場に潜入。気心知れたミュージシャン、スタッフに囲まれ、着々と進んでいく中、何気ないオフショットも満載。ライヴの時以外は「恥ずかしがりや」で、あまり見せたがらないという裏側を、マネージャーの視点だからこそ追える姿はまさにレア。そして、まんぢゅうさんのキャラに癒されてください。

◆杉本恭一オフィシャル・サイト
◆iTunes Store 杉本恭一(※iTunesが開きます)icon
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