架空言語「ヒュムノス語」で歌う志方あきこをゴンチチと宗次郎が絶賛

ポスト
2年半ぶりのオリジナルアルバム『Harmonia』が、オリコンのウィークリーチャートで15位を記録した志方あきこ。彼女自身最高位となったこのアルバムについて、GONTITIのゴンザレス三上と、オカリナ奏者の宗次郎が絶賛している。

これは、3月19日に発売された音楽専門誌「ADLIB」誌上においてのこと。

メジャー3枚目となる『Harmonia』は、“ガイア・シンフォニー(生命交響曲)” というアルバム全体のコンセプトを掲げ、“ハルモニア(=「調和」)” をキーワードに、 それぞれの楽曲を“風” “火” “水” “地” の自然界の4大エレメンツから構成。各エレメントごとのテーマと物語性にそった15曲と、アルバム全体のテーマを表現したメドレー形式の2曲の計17曲を収録する。

また、このアルバムは、日本語を含めた7言語(トルコ語・ウィグル語・イタリア語・ドイツ語・ギリシャ語・ヒュムノス語)で歌っているというのも特徴。特にヒュムノス語は、PS2ゲーム『アルトネリコ』シリーズにしか出てこない架空言語。とはいえ、同ゲームのオフィシャルサイトなどには、この言語の文法体系がまとめられており、れっきとした言語としてゲームのユーザーを中心に認知されているのだ。

今回、10曲目の「久遠の海」に参加したゴンザレス三上は、コメントの中で、“精緻に重ねられた声たちに彼女の天賦の才を感じます。壮大なゴシック建築のようなその音楽は、けれど、人や自然とも豊かに交換するようです” と志方を賞賛。 “僕のギターも志方さんの声に包まれて幸せそうです” とも語っている。

一方、15曲目の「Amnesia」に参加した宗次郎は “壮大な音空間でオカリナが飛んでいるような感覚でした。志方さんの世界に一歩足を踏み入れて楽しく遊んで来たような、そんなレコーディングでした” と感想を述べた上で、アルバムについて “新しい方向性をまたひとつ見出した作品だと思います” と付け加えた。

自身のブログで、初回盤スリーブに施された金箔押しへのこだわりを力説するといった一面を見せながら、独自の幻想的な音楽空間から、“ヒーリング・ファンタジアの歌姫” とも称される志方あきこ。

疲弊した日本中、いや世界中に、彼女の癒しの歌声がゆっくりと、確実に浸透しつつある。

◆3rdアルバム『Harmonia』のCD情報
◆iTunes Store 志方あきこ(※iTunesが開きます)
◆志方あきこオフィシャルサイト
この記事をポスト

この記事の関連情報