MAMALAID RAG、活動再開シングル第2弾登場

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実に2年7ヵ月ぶりとなる新曲「オフェリア」を2009年1月にリリースしたばかりのMAMALAID RAG(ママレイド・ラグ)が、早くも3月18日に活動再開シングル第2弾となる「空に飛ぶ想い」をリリースした。

通算8枚目となるこの曲は、語りかけるようなヴォーカルと晴れ渡った空に響き渡るスライドギターが深く心に染み込んでくる、まさにママラグの真骨頂ともいえるさわやかなポップナンバー。MAMARAID RAGの田中拡邦は2年間の活動休止を経て、2008年夏から再び作曲を開始したというが、「空に飛ぶ想い」は完成している新曲の中でも一番ポップなナンバーで、田中自身がそのメロディに導かれ、誘われるように書いた曲であるという。

◆「空に飛ぶ想い」PV

印象的なタイトルは、ジャズスタンダードナンバーでもある「月に飛ぶ想い」(フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン)から名づけられた。

柔らかな色調で制作された「空に飛ぶ想い」のPVは、冬から春へ移り変わる3月のある一日に撮影され、美しい写真のような青空の映像がとても印象的。MAMALAID RAGの世界観を色鮮やかに映し出した好作品だ。

5月20日には活動再開シングル第三弾のリリースも決定しており、さらにアルバムリリースに向けてレコーディングもスタートさせ、ますます精力的な活動を行なっていく予定だという。これから生み出されるであろう新たなママラグ・サウンドへの期待と、それを待ち望む声は日に日に増すばかりだ。

リズム、メロディー、ハーモニー…いわゆる音楽の三大要素と言われるものだが、田中拡邦のデリケートな感性は、時としてこれらのバランスの危うさの中でもがくきらめきを輝かせる。

音楽が完成する瞬間、それが構築されるために必要とするアンサンブルを、どの時点で完成としどのレベルでOKとするか…その基準値が異常に高いミュージシャンがMAMALAID RAGだ。リズムの要素やメロディの条件、そしてハーモニーのあり方…、もちろん厳密にはそれだけにあらず、テンポ、そして何より音質も含め、それらが絡み合い絶妙なバランスを見出したとき、初めて楽曲の誕生に安堵する。

田中拡邦から生み出される楽曲は、どれもが生き様を持ちどの曲もがストーリーを背負っている。天賦の才から産み落とされる作品を、楽しみにしていよう。

<MAMALAID RAG (Band style)×寺尾紗穂ツーマンライヴ>
3月19日(木)
@代官山 晴れたら空に豆まいて
開場:18:00  開演:19:00
[問]晴れたら空に豆まいて (03-5456-8880)

◆MAMALAID RAGオフィシャルサイト
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