BIG BITES、これぞまさしくロック界の日本代表“侍ジャパン”

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SEX MACHINEGUNSのANCHANG(Vo & G)、元SIAM SHADEのNATCHIN(B)、元THE YELLOW MONKEYのANNIE(Dr)という、夢のような顔合わせによるスーパーバンド「BIG BITES」が、4月3日リリースのミニアルバム『Leopard』でその全貌を現わすことになった。

BIG BITES結成は、2008年7月、メンバー3人が一斉に各自のブログで発表したことから明らかになった。所属していた(もしくはしている)バンドは、それぞれ一世を風靡しロック界でも最高峰を極めたバンドばかり。文字通りスーパーバンドの登場に、各バンドのファンにしてみれば、盆と正月が一緒に来たような喜びだろう。

◆BIG BITES 3人からのメッセージ映像

いままさに野球界ではWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の真っ最中。世界各国から代表チームが集まり、世界一を決する戦いを繰り広げている。日本代表は、各プロ野球球団からトップの選手が集められ、“侍ジャパン”として男の戦いに臨んでいる。

このBIG BITESも、いうなれば各バンドから代表選手が集められたスーパー軍団。ロック界の“侍ジャパン”といっても過言ではない。その彼らが、ミニアルバム『Leopard』を引っさげて戦いを挑んできたのである。ファンとしては、全力でこれを受け止めるしかないのは自明だ。

音のほうは大迫力のヘヴィロック。ケレン味ある飛び道具はあえて封印し、地に足が着いたソウルフルなロックサウンドが展開される。ギターリフ、ベース、ドラムスはあくまで重く、どっかりと地面に根を下す大木のごとくボトムが抜群の安定性を誇示し、その上でANCHANGの図太さを増したヴォーカルが舞い踊る。ギターソロもマシンガンズの頃に比べて抑え気味だが、派手さよりも曲の流れに乗るフレーズの展開を意識したもので、実に良い味わいを出している。

いずれも最高峰を極めた彼らだが、このBIG BITESでは原点に立ち返ってバンド活動を始めようと、あえて大きな会場を選ばずに、それぞれがアマチュア時代に拠点としていたライヴハウスでライヴ活動を開始するという。

<BIG BITES presents“BIG BITES VS 5”>
4月13日 BIG BITES vs Samurai Dead City
4月14日 BIG BITES vs The ROMEO
4月15日 BIG BITES vs KATAMALI(Vo&G 原田喧太 B 満園庄太郎 Dr 満園英二) vs 廣嶋
4月16日 BIG BITES vs everset
4月17日 BIG BITES vs CANTA
会場:高田馬場AREA
[問]高田馬場AREA 03-3361-1069

◆BIG BITESオフィシャルサイト
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