Rocket or Chiritori、<廃校フェス2009>で復活ライヴ

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1997年、自宅録音で作った超ローファイ・ポップサウンドでひとりの女子高生がシーンに登場した。

1997年に雑誌「米国音楽」の付録のコンピレーションCDに収録された曲は、渋谷系界隈のアーティスト達から賞賛を浴び、そのまま「米国音楽」のレーベルCardinal Recordsからデビュー。ラジカセのピンポン録音で録られたヘタウマでポップなサウンドは、各誌で取り上げられBECKを引き合いに出される程の評判を得た。2枚のミニアルバム『Tokyo Young Winner』『Love Eyes』は、渋谷界隈で売れに売れ、その話題は海外にまで及び、New Yorkなどのインディーレコード屋には輸入盤が置かれ、いくつかのコンピレーション盤にも収録。サンフランシスコのレーベル、Paris Caramelからは7インチ盤もリリースされた。

しかし、同年大学受験のために活動を休止すると、大学入学後2回のライヴをした以外は公に活動を再開することのないまま時は過ぎていった。

柴原聡子のソロユニット、Rocket or Chiritoriのことである。

以来11年間シーンから遠ざかっていたRocket or Chiritoriが、なんと活動再開。5月6日に行なわれる<廃校フェス2009>で復活ライヴを行なうことになった。

2008年秋、マイスペースに2004年作の新曲を人知れず公開し、活動再開を宣言したRocket or Chiritori。そして5月6日に新宿芸能花伝舎(旧淀橋第三小学校)にて行なわれる<廃校フェス2009>でのライヴは、2000年にサンフランシスコで行なわれたライヴ以来9年振りで、国内では1999年に下北沢で行なったライヴ以来10年振りとなる。

現状では<廃校フェス2009>出演以降の予定はなく、このライヴはかつての伝説を目撃できる貴重な機会となるだろう。

<廃校フェス2009>
2009年5月6日(水・休日)OPEN/START: 12:00 END: 20:30
@芸能花伝舎(旧淀橋第三小学校)
東京都新宿区西新宿6-12-30
前売チケット:3,200円※整理番号付き 当日:4,000円
◆チケット詳細&購入ページ
主催:廃校フェス実行委員会/blunstone inc.
後援:芸能花伝舎/disk union
出演(順不同):曽我部恵一 / キセル / HARCO / ウリチパン郡 / にせんねんもんだい / Limited Express (has gone?) / イルリメ / サイプレス上野とロベルト吉野 / younGSounds / ゆーきゃん / 百景 / cryv / henrytennis / shibata emico / trico! / catsup / Pマン / 小村恵美 / 西宮灰鼠 / Jon(犬) / オムゾンビ+大竹康範(マヒルノ) / Motallica+yudayajazz / opq / shibata & asuna / 畔 / Hidenobu Ito / 鈴木康文 and more!

◆<廃校フェス2009>オフィシャルサイト
◆Rocket or Chiritoriマイスペース
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