ミドリ、究極殺戮兵器なみの演奏と瀕死の乙女心がスパイラルを描く1stシングル「swing」大特集
[BARKS FEATURE] ミドリ ミドリ史上初 いまさらの1stシングル「swing」激情リリース記念大特集
ミドリ史上初のシングルは究極殺傷兵器並みの演奏と瀕死のオトメゴコロがスパイラルを描く重要作
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ミドリ 1st SINGLE「swing」
永遠に続くループのグルーヴパンクでノイジーな初期衝動交じり合わない不協和音の中にそっと差し出す一握りの純情
岩見:はじめに歌詞ができたんだよね? それから、小銭くんがグルーヴを作っていって。はじめは、ずっと後藤さんと二人の掛け合いで進んでいって。
小銭:そうそう。それで、順調に纏まるかと思ったんだけど、なんか一本筋が通らんくてさ。途中でガラッと展開を変えようと思ったんだけど、それが「生の解放を」のところ。だから、ちょこっとだけ時間はかかったかな。
ハジメ:確かに、そのイメージは、みんなの中にあったかもしれないですね。
後藤:ボク、スタジオで口に手を当てて「アワァワァワァワァワァ!」ってしてたよね? 思えばジャングルだった、ホンマに(笑)。
岩見:僕も絶対にここで笑っちゃう(笑)。
後藤:でもここは「ウーッ!アーッ!」しかないよ。
小銭:ループの曲って、今まで聴くのは好きやったけど、言われてみれば出てますね、バンドの音として。
後藤:でも、オールナイトでDJが回すような、「ドン、ドン、ドン、ドン」てヤツは、ダメ。ケミカル過ぎるわ。
ハジメ:好きなループと嫌いなループはあるよね。
小銭:うん。自分も上手くなってるなっていうのは、すごく思うわ。
ハジメ:俺も。この前、昔のライブビデオ見たら、ありえないくらい下手クソで。意図せずフリー・ジャズになってた(笑)。
岩見:本当に、ここ一年でみんなメキメキ上達しましたよ。
後藤:ホンマにメキメキやったなぁ。やっぱり、ジャズをやってた岩見さんが入ったことで、刺激になったんだと思う。
小銭:それはホント。自然と演奏の幅も広がったしね。
後藤:すごく良かった!
ハジメ:本当に勉強になりました。アレンジの段階からガッツリ関わってくださって、多面的にこの曲を見てくれて。全然雰囲気の違う「swing」になったなって。
小銭:本当に、「もしもTAKUYAがおったら」という感じですね。その一時、メンバーやったみたいな感じで。
小銭:そりゃそうでしょう。
岩見:インストゥルメンタルとか、オフボーカル・バージョンとか書かないところが良いんですよ(笑)。
後藤:3月27日に、タワレコ渋谷店でカラオケ大会をやるんですよ。みんなに「swing」を歌ってもらって、ボクたちが審査するっていう。ボク、『のど自慢』が大好きなんですよ。緊張しすぎて、声裏返っちゃったりするじゃないですか(笑)。これがきっかけで、歌手デビューする子とか出てきて欲しいわ。
小銭:おかげさまで、楽しんでますね。
後藤:うん! ホンマに楽しい。こんなに楽しくて、ええんかなって思うくらい。カラオケ大会、ホンマにみんなに来て欲しいです。