「安部礼司」結婚に、EPO、渡辺美里、槇原敬之が祝福

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3月8日(日)、渋谷C.C.Lemonホールで、EPO、渡辺美里、槇原敬之らが、30代には懐かしい名曲の数々を披露した。

これ、コンサートではなく、全国から2000人のリスナー駆けつけた前代未聞の<ラジオドラマ・イベント>での話。イベントの主役は、ラジオドラマのキャラクター「安部礼司」。いま30代を中心に話題となっているラジオドラマ「NISSAN あ、安部礼司~beyond the average~」(毎週日曜17:00~17:55、TOKYO FMほかJFN系37局ネット)の主人公である、37歳の平均的サラリーマンだ。

◆「安部礼司」結婚に、EPO、渡辺美里、槇原敬之が祝福 ~写真編~

彼の仕事や恋愛を描くこのラジオドラマは、2006年4月のスタート以来、クチコミで話題が拡がり大ヒット。30代のツボにはまる選曲と共感を呼ぶストーリーが人気を集め、脚本集2冊が合わせて約3万部を突破、全国のTSUTAYAでCDレンタル・コラボコーナーが設置、イベント当日には、“安部礼司スペシャルエディション『新型キューブ』”の実演販売まで行なわれるなど、多角的な展開に発展し、注目を集めている。

そんな中、行なわれたのが今回のイベント<NISSAN あ、安部礼司 ウェディングパーティー~本気でオンリー優>。安部礼司が同僚の倉橋優と結婚したことを記念して行なわれた、リスナー参加型の人前結婚式イベントだ。

当日は、この日にために用意された記帳台やオリジナルグッズ売り場に、開場前から長蛇の列が。新郎新婦の入場シーンでは大歓声が起こるなど、ラジオドラマとは思えない、異様な盛り上がりを見せた。さらに、ドラマにゲスト出演した経験もある、森口博子、デーモン小暮、石井竜也、ルー大柴らが続々とお祝いVTRコメントで登場。同番組の後に放送されている同局「平原綾香のヒーリング・ヴィーナス」に出演中の平原綾香も、「自分の番組の前におかしな番組が始まってびっくりした。こんな番組ここにしかないです。お2人ともお幸せに。」とコメント。

また、番組の特徴である“今ツボな選曲”を代表して、EPO、渡辺美里が生ライヴで登場。EPOは代表曲「う、ふ、ふ、ふ、」の他、この日のために作ったという曲「たったひとつの」を歌い、“安部さんもご家庭にたった一つのメロディを奏でて欲しい”とメッセージ。渡辺美里は「10years」とともに、“私の弟も安部礼司と同い年で先日結婚した。その弟からのリクエスト曲です”と「サンキュ」を披露した。

そして、この番組の大ファンであり、番組テーマソング「The Averageman Keeps Walking.」を書き下ろした槇原敬之が、スタジオライブ映像で、同曲と「君は僕の宝物」を演奏。“自分もサラリーマンだったら、こんな風に悩んだりするんだろうなと、自分を重ね合わせながら聴いていたので、今日は自分のことのように嬉しい”と、安部礼司の結婚を祝福した。

30代が心を熱くするドラマと音楽のコラボレーション。ラジオドラマの新しい可能性を感じさせたこの番組は、2009年4月から、放送4年目に突入。ますます話題を呼ぶことだろう。
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