ファットボーイ・スリム、アルコール依存症でリハビリに

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ファットボーイ・スリムことノーマン・クックが、アルコール依存症を克服するためリハビリ施設に入ったそうだ。クックはこれまで、飲みすぎることがあるのを隠してこなかったが、今回、自らの意思でリハビリを受けることを決意したという。

彼のマネージャーは「単純なことだ。彼は自らの意思でアルコールの問題を解決しようと決めた」と話している。

クックは数年前、アルコールとの関係をこう話していたことがある。「ファットボーイ・スリムは、もう1人の自分だ。彼は自信たっぷりで、ちょっと目立ちたがり屋でもある」「彼に変わるには、趣味の悪いアロハ・シャツとウォッカのハーフ・ボトルが必要だ。ときどきみっともないって思うこともあるけど、酔っ払うのが嫌になったことはないかな」

もともと、人格者でシャイなところもあるといわれるクック。ファットボーイ・スリムに変身するには少しアルコールの力が必要だったのかもしれない。素面でステージに上がろうとしたこともあるが、楽しくなかったとも話している。家族や友人は、彼の決断を全面的にサポートするとしている。

Ako Suzuki, London
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