Miss Monday、最後の卒業生に歌でエールを

この春閉校する栃木県立足利西高等学校で、2月27日（金）にMiss Monday がサプライズ・ライヴを行なった。

足利西高校は、昭和60年4月に開校した、県内では比較的新しい学校。規模が小さいこともあり家族のような雰囲気をもつ学校だ。そんな足利西高校も、少子高齢化の時代の流れの中、県立高校再編基本計画の一環で、閉校することが決まった。

そしてこの春、足利西高校として最後の卒業生を送り出す事になったのだ。

卒業していく生徒たちに、そして学校に関わる全ての人たちに感謝の気持ちを表したいと、同窓会の会長米山さんと、自身も足利西高の出身であり、現在は教師として西高の教壇に立つ吉岡美穂先生が中心となって企画したのがこのサプライズ企画。

以前からMiss Mondayの楽曲を聴いていたという吉岡先生。「心温まる言葉の数々。心の弱さに立ち向かっていこうとする姿勢。Miss Monday の曲は“あなたはそのままでいい、悪いことは続かないよ”と言ってくれているようで、励まされる。生徒たち、そして学校に関わる人たちに歌を贈ってほしい」とMiss Mondayにライヴのオファーがあり、このライヴが実現した。

卒業式の準備のつもりで生徒たちが体育館に集まると、突然ステージの緞帳が開き、Miss Monday が登場！　最初はただ驚くばかりの生徒たちだったが、次第に手に手をとりながらステージ前に駆け寄り始めた。Miss Monday は、この日のライヴのために“人それぞれでいいんだよ”と語りかける「純愛百景」、“これまでの経験は自分を裏切らない”と歌う「シアワセの種」、親友に向けて書いた歌「君に出逢えてありがとう」など、卒業していく生徒たちへ贈りたいメッセージを意識しながら選曲したという。

◆「シアワセの種」PV

「学校は閉校してしまうけど、学校で培った目に見えない大切なものはずっと残るから！」と、ステージから熱いメッセージを送り、最後には生徒や卒業生もステージ前でマンデーの歌に合わせて大きく手を振っていた。

ライヴ後、生徒たちは「ほんとにびっくりした！　いつもマンデーさんの曲を聴いていたからうれしかった！」「親友に向けて作ったという歌が自分の気持ちにピッタリきた」と、先生と同窓生からのサプライズ・プレゼントに大感激していた。そして、この企画を立ち上げた2人も、生徒たちにプレゼントをしたいと思って始めたものの、「ライヴを見ているうちに自分たちが勇気づけられた気がして、泣きっぱなしだった」と熱く語っていた。3月3日、足利西高校最後の3年生たちは無事学校を卒業した。

Miss Mondayはニュー・アルバム『Love and The Light（w/a white lie）』を4月8日にリリースする。

＜Miss Mondayワンマンライブ-虹音09-＞
●3月22日（日）大阪　americamura FANJ twice
OPEN 17:30 / START 18:00
（問）PIF 06-6213-2715
●3月28日（土）東京　SHIBUYA CLUB QUATTRO
OPEN 18:00 / START 19:00
（問）キョードー東京　03-3498-9999
前売り￥4,300 / 当日￥4,800 (いずれもドリンク代別途￥500)
◆チケット詳細＆購入ページ

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