ジョン・レノンの伝記映画、配役が決定

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ジョン・レノンの若き日に焦点を当てたバイオグラフィ映画『Nowhere Boy』の配役が決定したようだ。同映画は、女性アーティスト、サム・テイラー・ウッドが監督、ジョイ・ディヴィジョンの映画『コントロール』を書いたマット・グリーンヘイグが脚本を担当し、レノンの孤独だった少年期、ポール・マッカートニーとの出会い/友情、およびスターダムへの道のりを描くといわれている。

◆映画『コントロール』予告編

Gigwiseによると、気になるレノン役は英国出身、まだ18歳の新人俳優アーロン・ジョンソンが、彼の人生に大きな影を落とした女性の1人、実の母親ジュリアには英国のTVドラマで活躍するアン・マリー・ダフが決まったらしい。そして映画の中でキー・パーソンとなる、レノンを育てた叔母ミミは『イングリッシュ・ペイシェント』や『フォー・ウェディング』で知られる演技派クリスティン・スコット・トーマスが演じるという。

『Nowhere Boy』はレノンの異父妹ジュリア・ベアードが執筆したバイオグラフィを元に制作される。脚本を担当するグリーンヘイグは『コントロール』の後「音楽ものは避けようと思っていたが、ジョン・レノンの話が浮上してその気持ちは消え去った」と話している。彼は、ベアードの本の中で描かれているレノンの人生がすぐに頭の中で映像化できたそうだ。

映画は2010年の公開が予定されている。

Ako Suzuki, London
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