アップル、サイズ半分で “話す” 新「iPod shuffle」を発表

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アップルが、新しい「iPod shuffle」を発表した。

◆新「iPod shuffle」のフォトアルバム

iPodシリーズの中でも “最も小さいiPod” の「iPod shuffle」だったが、今回発表された第3世代のモデルは、サイズが従来モデルの約半分で、単3型乾電池より小さい、高さ45.2mm(ちなみに単3型乾電池は高さ約50mm)。アルミニウムのボディーには、これまで前面に用意されていたコントロールパッド(操作ボタン)がなくなり、本体上部に「シャッフル」、「曲順どおりに再生」、「電源を切る」の操作スイッチのみを搭載。画像を見てわかるとおり、シンプルでスタイリッシュさがいっそう増した印象だ。なお、コントロールパッドの代わりに、付属のイヤフォンが「Apple Earphones with Remote」となり、ケーブルの途中にあるリモートコントローラで、再生/停止、ボリューム調節などの基本操作が行なえるようになっている。

そして何より新モデルのポイントとなるのが “話す” 機能。新「iPod shuffle」はユーザーに “話しかけるiPod” だという。

これを実現したのは、新「iPod shuffle」に搭載された「VoiceOver(ボイスオーバー)」という機能。これによってユーザーは、再生中の曲名やアーティスト名、プレイリスト名、さらに本体情報やバッテリーの残量を音声で確認できるようになったのだ。なお、この機能は日本語、英語、チェコ語、オランダ語、フランス語、ドイツ語、ギリシャ語、イタリア語、中国語(北京語)、ポーランド語、ポルトガル語、スペイン語、スウェーデン語、トルコ語の14カ国語に対応する。

カラーはシルバーとブラックの2色で、4Gバイトのメモリーを内蔵し、最大で楽曲1,000曲を保存可能。1回の充電で、最長10時間の連続音楽再生を実現する。

価格はApple Store価格8,800円。本日3月11日から順次出荷予定となっている。

“ミュージックプレイヤーがあなたに話しかけ、曲名やアーティスト名、プレイリスト名を読み上げてくれるのを想像してみてください。驚くほど小さな新しい「iPod shuffle」は、ユーザに話しかけるという革新的なアプローチで、音楽のまったく新しい聴き方を実現し、また、「iPod shuffle」としては初めてプレイリストを楽しむことができるようになりました。” ── グレッグ・ジョズィアック(アップル・iPodおよびiPhoneプロダクトマーケティング担当バイスプレジデント)

◆アップル
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