藤田恵美、ツアー千秋楽はシンガポール最大級会場で

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ル・クプルの藤田恵美が、ツアー<Emi Fujita ASIAN TOUR 2008>の千秋楽を12月13日にシンガポールで迎えた。

2001年からソロ活動を開始した藤田は、洋楽を集めたカバーアルバム『カモミール』シリーズを香港からヒットさせ、台湾/シンガポール/マレーシア/韓国など10ヵ国で現在までに30万枚以上のセールスを記録、プラティナディスクやゴールドディスクを獲得している。「聴くクスリ」「ハイファイ-クイーン」(香港、台湾)、「ナイチンゲールソング」(シンガポール、マレーシア)、「CMクイーン」(韓国)…、これらは全て、各国で呼ばれている藤田恵美のニックネームなのだ。

そんな藤田が2008年ソロとして初めて行なったツアーが<Emi Fujita ASIAN TOUR 2008>。初日の香港は、地元の著名なアーティストも数多く出演する香港クイーン・エリザベス・スタジアムであった。この香港のコンサートでは、手話ボーカルも披露し、オーディエンスの感動を呼びおこし、最後は会場全体からのスタンディング・オベーションで幕を閉じた。その後日本でのコンサートを挟み、今回の千秋楽を迎えた藤田だが、4年ぶりになるシンガポールは、国内最大級の「eaplanade theaters on the bay」でのコンサートとなった。

シンガポールのオーディエンスには、若い女性たちとカップルが多く、非常に暖かく藤田恵美を迎えいれた。途中藤田は英語、中国語、マレー語、そして日本語を交えてのMCと歌で聴衆を大いに沸かせ、現地の曲「シンガプーラ」の時などは、会場中が大合唱になったりする場面も見れるほど。

終演後のCD即売、サイン会では長蛇の列ができたものの、そのひとりひとりと丁寧に受け答えをしている姿に、サインが終わった後もそこから離れることが出来ず、感動の余韻をいつまでも味わう姿が印象的であった。

◆iTunes Store 藤田恵美(※iTunesが開きます)
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