卍LINE、圧巻のツアーファイナル

卍LINEが12月17日原宿アストロホールにてライヴを行なった。2008年6月25日にリリースとなったデビューアルバム『卍LINE（マンジライン）』を引っ提げてのツアーファイナル公演だ。

『卍LINE』のリリース情報が解禁になるや否やたちまち全国にその噂は広まり、またメディアでもニュースが大々的に取り上げられ、自身のMySpaceのアクセス数は1日で3万件以上のアクセスが殺到した。リリースされたアルバムは品切れのCD店も続出、現在までに新人では異例の30000枚の出荷となり、今なおコンスタントに売れている状況だ。

この日、会場となった原宿アストロホールには開演前から全国各地のストリートヘッズが集結。普段原宿でレゲエのライヴが開催されることは少ないが、一風変わった卍LINEだからこそ成しえる「卍の、卍による、卍のため」のスペシャルデイとなった。年間百本近くのライヴで直にオーディエンスの反応を受けてきた彼ならではの感性を見事に注入したウィットに富んだリリック、ポジティブなメッセージ、恋愛観、社会風刺などのエッセンスをうまく料理した楽曲群が様々な表情を演出した圧巻の内容で、会場に詰めかけた約300人の客を魅了したステージとなった。

卍LINEとしては次の作品の制作中とのこと。今後もシーンを賑わすであろう彼の動きに2009年も注目していきたい。

＜卍LINE FIRST ALBUM RELEASE TOUR FINAL IN TOKYO＞
2008年12月17日（水）＠原宿ASTRO HALL
ゲスト：BOY-KEN、SHIBA-YANKEE、REILI、ENT DEAL LEAGUE、No.8 SILVER BUCK、CORN HEAD、RUDEBWOY FACE、BIG BEAR、RUEED、TONY THE WEED、D.O & 練マザファッカー、and SPECIAL SECRET GUEST、Guest Sound: V.I.P HI-POWER / SCORPION

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