ジェイ・グレイドンとランディ・グッドラムがやってくれました

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JaRという新ユニット、ご存じですか? おそらくJay Graydon and Randy Goodrumの頭を取ってJaR。そう、JaRとは、80年代のAORサウンンドの立役者、ジェイ・グレイドンとランディ・グッドラムが2年半に渡ってスタジオで作り上げた、ニュー・プロジェクトだ。

なんだかんだとやかく言う前に、下記の5曲試聴をまず聴いてみて欲しい。

◆「いやしのキット」試聴
◆「ドノヴァンに電話しろ」試聴
◆「必要な人 編集中」試聴
◆「キミのハートブレイク」試聴
◆「かけ離れた世界」試聴

ね、完璧でしょ?もうニヤニヤと自然の笑みがこぼれてしまう出来上がりだ。

今回のスペシャル・ユニットは彼らのキャリアを最大限に活かし、ウェスト・コースト・ポップ、アダルト・コンテンポラリー、スムース・ジャズ、ジャズといったアプローチがなされ、まさしく黄金のスティーリー・ダンをイメージさせる高品質AORサウンドがスタイリッシュに収められている。ジェイ・グレイドン節の健在さには、80年代に青春を燃やした青き時代をフラッシュバックさせる貴兄も多いのではなかろうか。

ちなみにアルバム『SCENE29』は12月17日発売、収録曲は以下の12曲だが、ご覧の通り、邦題がきっちりと付けられているあたりにもレーベル側の気合が垣間見れるというものだ。英語をのそのままカタカナ読みをする邦題で日本語盤をうたう作品が少なくない中で、楽曲へのこだわりや愛情、感情移入を後押ししてくれる邦題の存在は大歓迎だ。

JaR『シーン29』
PCCY-50015 2800円(税込)
01「いやしのキット」
02「ドノヴァンに電話しろ」
03「弁護士殿」
04「必要な人」
05「キミのハートブレイク」
06「かけ離れた世界」
07「シーン29」
08「ジーピーエス」
09「崩れ落ちて」
10「グレンの髪の毛」
11「カボの悪党」
12「ときにはキミが勝って(日本盤ボーナス・トラック)【ボーナス】」
◆iTunes Store JaR(※iTunesが開きます)
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