ZEEBRA、ファンからの宣戦布告にフリー・スタイルで応戦

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ZEEBRAが初の自伝『ZEEBRA自伝 HIP HOP LOVE』(ぴあ)の発売を記念して、12月6日(土)・タワーレコード渋谷店でサイン会を開催した。

限定整理券を手にし、会場につめかけた200人以上のファンの前に颯爽と現れたZEEBRA。サイン中、緊張して話しかけられないファンにも握手で応え、「僕、ZEBBRAさんを抜きます」と言った少年に、ZEEBRA自らフリー・スタイルを挑む貴重な場面もあった。

「もちろん書けないこともたくさんあったけどね」という初の自伝『ZEEBRA自伝』は、ラッパー活動開始から20年間、ジャパニーズ・ヒップホップのトップランナーとして走り続けたZEBBRAのルーツがわかる、ファンにはたまらない一冊。

「この本で、自分でも自分を客観的に知ることができたっていうことがあるね。なんで自分がこの職業をやってるのかとか、なんで好きなのかとか。子供の頃から好きだったものとか、興味があったものとか、全部つながるというか。みんなにとっても、自伝で読んでもらうことによって、普段からオレがやってる活動の真意がわかるんじゃないかな」

幼少期~高校退学、ストリート、家庭、サラリーマン、ヒップホッパー。――決して順風満帆ではなかった己の人生のすべてを綴った本作は、“ヒップホップは聴かない”“ZEEBRAのことはあまり知らない”という人たちにとっても読み応えは十分だろう。

「まぁ、オレを見たときに『なんだアイツは』と思う人はいっぱいいると思うんだよね。特に興味のない人たちなんて。この本で『なんでアイツはあんなに自信家なのか』とか『なんであんなに自分を正当化できるのか』とか、その理由がわかると思うよ。それに、ラップをしていようがしていまいが、自分の目標に向かって邁進している人に読んでもらって、何かパワーになってくれたら嬉しいと思うね」

【書籍タイトル】『ZEEBRA自伝 HIP HOP LOVE』
【発売日】2008年11月中旬発売予定
【定 価】\1,600円(税込)
【仕 様】四六判ソフトカバー/256ページ(予定)
【発行・発売】ぴあ株式会社 ISBN:978-4-8356-1720-6
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