アニメ&アニソンファン注目のカヴァー・コンピが登場
アニメファン、アニソンファンが思わず気になるカヴァー・コンピレーション『テクノホップ☆アニメ』が12月3日にリリースされた。「創聖のアクエリオン」「残酷な天使のテーゼ」「もってけ! セーラーふく」など誰もが知ってる超有名曲から、「Agape」「アンインストール」「God knows...」などアニメファンなら絶対に外せない名曲まで全20曲をカヴァーしている。
なかでも特筆すべきはテレビアニメ『AIR』のオープニング曲「鳥の詩」のカヴァー。「鳥の詩」は作詞・作曲の著作権管理をJASRACに委託していないため、このようなカヴァーでも直接権利元と交渉し、契約をしないと収録したものを発売できない。今回は権利元から許諾がおりてカヴァー収録が可能となった。
この手のカヴァー企画はインディーズ/メジャーを問わずかなりの数がリリースされていて、“活況”と言えば聞こえは良いが、玉石混淆というのが実際のところ。しかし、『テクノホップ☆アニメ』は、アニメ『ケロロ軍曹』のサウンド・トラックの作曲やSotte Bosse、ナイス橋本、ハルカリのアレンジを手がけるTOMISIROや、LISA、DOUBLE、faithなどのリミックス・トラックメイクを手がけるEIGOなど、力のあるアレンジャー/トラックメイカーが参加し、他とは一線を画す内容の仕上がりとなっている。
また、シンガーのラインアップも抜かりがなく、オリジナル・アルバムもリリースしている実力派シンガーが覆面で参加した楽曲も収録されているなど、クオリティはかなり高い。
昨今のトランスカヴァーはスピードアップが著しく、アニソンの原曲の持ち味とは違うアレンジになっているものも多い。また、アルバム1枚トータルでノリが単調になってしまっているものも少なくない。しかし、この作品ではテクノポップ~フィルターハウス系のアレンジやテンポ感を中心に取り入れえいるため、原曲の良さ、面白さを活かしつつ、クラブミュージックのエッセンスを混ぜているのが、他との大きな違いになっている。
さらに、このCDにはカヴァー・ヴァージョンのインストとアカペラを収録したDISC 2が付いている。アニソンに限らず、アカペラが収録されるというのは非常に珍しく、いまやアカペラ音源は、ごく一部の洋楽クラブミュージックのシングル(場合によってはアナログの12インチのみ)でしか手に入らない、かなりレアものだ。
CDには5曲のインストと11曲のアカペラが収録されているが、iTunes他のPC配信では19曲(「鳥の詩」以外)のフルサイズのヴァージョン、インスト、アカペラの計57曲が配信されている。
ちなみに、ジャケットの絵は『新・萌えるヘッドホン読本』(白夜書房)などへの執筆で知られるイラストレーターのFujishima氏によるもの。一部のショップでは、特典としてジャケットとは異なるパターンのイラストが入った下敷きがもらえるので、ファンは要チェックだ。
カヴァー・コンピレーション
『テクノポップ☆アニメ』(CD2枚組)
TOCT-26595-96 ¥2,500(tax in)
2008年12月3日発売
なかでも特筆すべきはテレビアニメ『AIR』のオープニング曲「鳥の詩」のカヴァー。「鳥の詩」は作詞・作曲の著作権管理をJASRACに委託していないため、このようなカヴァーでも直接権利元と交渉し、契約をしないと収録したものを発売できない。今回は権利元から許諾がおりてカヴァー収録が可能となった。
この手のカヴァー企画はインディーズ/メジャーを問わずかなりの数がリリースされていて、“活況”と言えば聞こえは良いが、玉石混淆というのが実際のところ。しかし、『テクノホップ☆アニメ』は、アニメ『ケロロ軍曹』のサウンド・トラックの作曲やSotte Bosse、ナイス橋本、ハルカリのアレンジを手がけるTOMISIROや、LISA、DOUBLE、faithなどのリミックス・トラックメイクを手がけるEIGOなど、力のあるアレンジャー/トラックメイカーが参加し、他とは一線を画す内容の仕上がりとなっている。
また、シンガーのラインアップも抜かりがなく、オリジナル・アルバムもリリースしている実力派シンガーが覆面で参加した楽曲も収録されているなど、クオリティはかなり高い。
昨今のトランスカヴァーはスピードアップが著しく、アニソンの原曲の持ち味とは違うアレンジになっているものも多い。また、アルバム1枚トータルでノリが単調になってしまっているものも少なくない。しかし、この作品ではテクノポップ~フィルターハウス系のアレンジやテンポ感を中心に取り入れえいるため、原曲の良さ、面白さを活かしつつ、クラブミュージックのエッセンスを混ぜているのが、他との大きな違いになっている。
さらに、このCDにはカヴァー・ヴァージョンのインストとアカペラを収録したDISC 2が付いている。アニソンに限らず、アカペラが収録されるというのは非常に珍しく、いまやアカペラ音源は、ごく一部の洋楽クラブミュージックのシングル(場合によってはアナログの12インチのみ)でしか手に入らない、かなりレアものだ。
CDには5曲のインストと11曲のアカペラが収録されているが、iTunes他のPC配信では19曲(「鳥の詩」以外)のフルサイズのヴァージョン、インスト、アカペラの計57曲が配信されている。
ちなみに、ジャケットの絵は『新・萌えるヘッドホン読本』(白夜書房)などへの執筆で知られるイラストレーターのFujishima氏によるもの。一部のショップでは、特典としてジャケットとは異なるパターンのイラストが入った下敷きがもらえるので、ファンは要チェックだ。
カヴァー・コンピレーション
『テクノポップ☆アニメ』(CD2枚組)
TOCT-26595-96 ¥2,500(tax in)
2008年12月3日発売
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