映画『ハルフウェイ』、音楽監督に小林武史

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2009年2月に公開となる映画『ハルフウェイ』に、音楽監督として小林武史が携わっていることが分かった。

映画に流れるアコースティック・ピアノによるシンプルで繊細なメロディ…その観る者の心の琴線に触れる美しい音楽こそ、小林武史による作品である。

映画『ハルフウェイ』は、「愛していると言ってくれ」「ロングバケーション」「ビューティフルライフ」「オレンジデイズ」といった大ヒットドラマの脚本を手がけてきた北川悦吏子による初監督作品。誰もが経験する初々しい恋の季節に挑んだ、卒業という人生の節目を前に揺れ動く高校生二人の恋愛模様を描くこの映画の主演は、北乃きいと岡田将生である。

そして小林武史の筆による映画『ハルフウェイ』の主題歌「HALFWAY」を歌うのが、Salyuだ。

圧倒的な歌唱力で歌い上げる「HALFWAY」は、北川悦吏子自らも作詞に加わったという作品。感動的なバラードとして映画のエンディング曲として起用されているが、テレビCMでも流れるのがこの「HALFWAY」である。

決して単純でない十代の子供たちの心模様が鮮明に映し出されている。恋への慣れない高揚、自己の性を自覚していくことの忙しさ、未来への期待と臆病。それらは壊れそうなほどの繊細さと圧倒的な鮮やかさでスクリーンに躍動する。「パワーがありすぎて苦しい」ティーンエイジ特有の哀愁を主題曲に込めました。──Salyu

繊細できめ細かい世界の中に野蛮なほどバウンドしてる生命力がある、あなどれない映画だと思う。Salyuが歌う主題歌も同様に、やさしさの中に生き物としての力強さや匂いを持った楽曲になったと思う。──小林武史

豪華スタッフ、旬な役者が揃った映画『ハルフウェイ』は、2009年2月より渋谷アミューズCQN、シネカノン有楽町2丁目、新宿バルト9ほかで全国ロードショーとなる。
映画『ハルフウェイ』
北乃きい 岡田将生 溝端淳平 仲里依紗 成宮寛貴 白石美帆 大沢たかお 他
プロデュース/岩井俊二 小林武史
脚本・監督/北川悦吏子
音楽/小林武史
主題歌/Salyu『HALFWAY』(トイズファクトリー)
制作/ロックウェルアイズ バサラ・ピクチャーズ
製作/李鳳宇 見城徹 岩井俊二
配給/シネカノン A-line [2009/カラー/ヴィスタ/DSR/85分]
(C)2009「ハルフウェイ」製作委員会(シネカノン/幻冬舎/ロックウェルアイズ)
◆映画『ハルフウェイ』公式サイト
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