マイ・ケミカル・ロマンス原作のコミック、映画に?

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マイ・ケミカル・ロマンスのフロントマン、ジェラルド・ウェイは、彼原作のコミックス『The Umbrella Academy』の映画化を考えているそうだ。2007年、1stシリーズがリリースされた『The Umberella Academy』は11月、2ndシリーズが出版される。

ジェラルドは映画化に向け、映画会社とミーティングを始めたらしい。『Los Angeles Times』紙にこう話している。「ユニバーサルと初めてのミーティングを終えたばかりだ。いい感触だったよ。いま、脚本家や監督と話してる」

映画化に向け、ウェイには1つ避けたいことがあるという。それは「『ハリー・ポッター』にはしたくないんだ。(コミックスの中の)少年は少年じゃない。60歳だ。それに暗殺者でもある。だから『ハリー・ポッター』みたいにはしたくないんだ。可愛くもなければ、ナイスでもない。面白いとこはあるけど、ダークなユーモアだ」

ウェイは当然、サウンド・トラックを担当するつもりだという。「(映画会社は)俺に深く関わって欲しいと思ってる。誰かと作曲するのもいいんじゃないかと思ってるんだ」「ストレートな音楽じゃダメだ。変わったものがいい。スゴク、スゴク面白い音楽にしたいんだ」

『The Umbrella Academy』はスーパー・ヒーローをテーマにした作品。ウェイによると「『Harold & Mude』(70年代のカルト映画)が『X-Men』に出会った感じ」だという。

ウェイはコスチューム・デザイナーについても言及しており、映画化するとしたらアニメではなく実写になるのかもしれない。できれば、2011年には完成したいという。
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Ako Suzuki, London
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