マッカートニー、ジョン・レノンのゲイ説を糾弾

ポスト
ジョン・レノンの新しいバイオグラフィの中で著者が「レノンはビートルズのメンバーと同性愛の関係を結びたがっていた」との見解を示したことに、ポール・マッカートニーが反論した。マッカートニーは「事実ではない」と不快感を示している。

彼は『The Sun』紙にこう話している。「(レノンがゲイだという話が)事実だとは思えない。ジョンはそんなことしたことないよ。僕は何万回も彼と一緒に寝てる(ベッドを共有してる)けどさ。彼がベロンベロンに酔っ払ったとこ見てるけど、いつだって女性が対象だったよ。少しでも同性愛の傾向があったら、酔っ払ってるときにそれがわかるはずだろう」

フィリップ・ノーマン著の新しい本『John Lennon: The Life』は、このほかにも物議をかもす話題が収められている。レノンは実母ジュリアとのセックスも空想していたというのだ。これは、'79年9月5日に録音されたというレノンのインタヴュー・テープをもとにしている。この中でレノンと思われる人物はこう話している。「母親の胸に手をあてたことを覚えてるよ。14くらいのころだったと思う。学校さぼって、家にいたんだ。僕ら、ベッドでごろごろしてた。“ほかのこともすべきなのか?”って思ったもんだよ」「そうすれば、よかったって思ってる。母も許してたと思うね」

これまで公開されたことがないというこのテープは先週、ノーマンの友人により『The Sun』紙に手渡されたという。現在、同紙のサイト(thesun.co,uk)で聴くことができる。

『John Lennon: The Life』には、マッカートニー、ヨーコ・オノも協力したものの、2人とも上記の内容には激怒しているといわれている。

Ako Suzuki, London
この記事をポスト

この記事の関連情報