ジョン・レノンの若き日に焦点を当てた映画が制作

ジョン・レノンのバイオグラフィ映画が新たに作られることになった。レノンの若き日に焦点を当てたもので、女性アーティスト、サム・テイラー・ウッドが監督、ジョイ・ディヴィジョンの映画『コントロール』を書いたマット・グリーンヘイグが脚本を担当するそうだ。

◆参照：ジョイ・ディビジョンを描いた映画「コントロール」

BBCによると、映画のタイトルは『Nowhere Boy』。孤独だった少年期、ポール・マッカートニーとの出会い／友情、そしてスターになるまでの道のり描くという。レノンを見捨てた実母、彼を育てた叔母が彼の人生にもたらした影響にもフォーカスするそうだ。

ビデオ、写真などの分野で活躍するウッドは「この２人の女性が、彼の人格を形成したと言ってもいいわ。彼女たちとの関係の強さや弱さを映画の中心にしたい」と話している。
映画はレノンの生まれ故郷、リバプールで撮影されるという。気になるキャスティングはこの先、発表される予定。『タイタニック』のヒロイン、ケイト・ウィンスレットが、レノンの実母役の候補にあがっているともいわれている。

Ako Suzuki, London