Do As Infinity再結成はサンタさんからの贈り物

すでにお伝えしたとおり、2005年9月に惜しまれながら解散したDo As Infinityが再結成を発表した。

2008年8月30日。Do As Infinityは、東京「味の素スタジアム」で行なわれているライヴイベント＜a-nation '08＞のシークレットアーティストとして登場し、ただ1曲、Do Asライヴの定番曲「本日ハ晴天ナリ」を演奏。そしてDo As Infinityの再始動と復活ライヴの開催を宣言した。

●＜a-nation '08＞東京公演にて再結成を発表したDo As Infinityのステージフォト

早速、＜a-nation '08＞東京公演のライヴレポをお届けしよう。

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2005年11月25日にラストライヴを日本武道館で行なって以来、約3年ぶりのステージとなったこの日。前日から降り続いた大雨は、午前中に行なわれたリハーサルの時点ではすっかりやみ、晴れ間もみえてきた。

しかし、刻々と本番が近づく中、空は曇り、また雨が落ち始める。

ドシャブリの雨の中のステージ本番。懐かしいDo As Infinityのライヴ映像が流れ、観客席からはどよめきが。続いて、“もう一度Do As Infinityの音楽をやりたい” “まだやり残したことがある” とメッセージが流れ、そして「Do As Infinity　再始動」の文字。

総立ちになった観客に迎えられ、伴都美子と大渡亮が走ってステージ中央へ登場。伴から “会いたかったゼー” 大渡から “やっぱり俺だって、Do As Infinityが大好きだー” とメッセージがあり、「本日ハ晴天ナリ」で本日1曲のみの演奏がスタートした。

終止、笑顔の2人。この日を本人達が一番待ち望んでいたのかもしれない。たった1曲のステージであったが、変わらぬDo As Infinityらしさと進化したDo As Infinityを感じさせるライヴだった。

今後の予定としては、9月30日に代々木公園野外ステージにて復活ライヴを行なうという。デビュー前、渋谷ハチ公前の路上ライヴから走り出した彼ららしく、入場無料のフリーライヴでの開催となる。

また音楽シーンを賑わせてくれることになりそうだ。

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さて、そんな彼らが再結成に至ったエピソードを紹介したい。

それぞれがソロ活動を充実して行なっていた2007年のクリスマスイヴ。友人と食事をしていた伴から大渡に電話をかけたのがすべてのきっかけ。その電話で、大渡が食事の席に合流し、久しぶりの再会をはたす。その場では、それぞれの近況を話し、昔話に花を咲かせたふたりだった（正確には12月23日の夜に電話し、大渡が伴と合流したのが深夜0時をすぎていた）。

そんな、“サンタクロースからの贈り物”のような再会を経て、年が明けた2008年。今度は、伴の通うジムでふたりはバッタリ出会う。

そんな偶然もあってか、その春、メンバー＆スタッフが再会。そこで再結成の話が浮上し、初夏ぐらいから再結成へ向けての話し合いが何度となく行なわれる。

7月、再結成することをメンバー＆スタッフで決意。そして、8月30日の＜a-nation '08＞東京公演のステージへと続いたのである。

フリーライヴをはじめ、しばらくはライヴを中心に活動し、作品リリースは2009年春というDo As Infinity。一度消えた彼らの音が、再び光を取り戻し輝き始めた。

●Do As Infinityオフィシャルサイト