ウォンバッツ、マッカートニーからプロデュースのお誘い

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ザ・ウォンバッツが、ポール・マッカートニーから「プロデュースしたい」と言われ、喜びの声を上げた。マッカートニーは先日、BBC 6ミュージックのインタヴューで「(ウォンバッツをプロデュースするというアイディアには)惹かれる。彼らが僕を必要としているかは、わからないけど」と話していた。

これを聞いたウォンバッツのメンバーは大喜びしている。ドラマーのダン・ハギスはBBCにこう話した。「サー・ポールのようなビートルズのメンバーが、俺たちのことを話題にしてくれるなんて、もんのすごく嬉しいよ。俺ら、面白いコラボになるって笑っちまったよ。サー・ポールと“ああポール、ここにはもうちょっとハイハットが必要だな”なんてやり取りするとこ、想像してみろよ」

ウォンバッツもビートルズ同様、リバプール出身だが、彼らとマッカートニーの繋がりはこれだけではない。ウォンバッツのメンバーは、マッカートニーが創立したリバプール・パフォーミング・アーツ・スクールの出身。すなわち、師弟の関係だった。

マッカートニーは「メンバーの1人が僕のクラスにいたよ。あれから数年、彼らはホントよくやってる」と話している。

ハギスも卒業式でマッカートニーと交わした言葉は忘れていない。「彼(マッカートニー)に卒業証書をもらって、握手したんだ。そのとき、俺、眉毛にピアスしてて、彼に“スクリュードライバーを持ってこないと”って言われた。俺は“何なりと!”って感じだったよ」

ウォンバッツは、今週末のワイト島フェスティヴァルを皮切りに、毎週のようにUK/ヨーロッパのフェスでパフォーマンス。日本でもサマー・ソニックで来日する。

Ako Suzuki, London
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